「LINE CONFERENCE 2019」を開催

2019.06.27 ALL

LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)は、本日、「LINE CONFERENCE 2019」を開催しましたので、お知らせいたします。

 

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■セッション/登壇者
1)Keynote “Life on LINE”
  慎 ジュンホ(代表取締役 CWO)
  出澤 剛(代表取締役社長 CEO)

2)Communication Platform  
  稲垣 あゆみ(上級執行役員 LINEプラットフォーム企画統括)

3)Content Platform
  島村 武志(上級執行役員 ポータル・メディア事業統括)

4)Entertainment Platform
  舛田 淳(取締役 CSMO)

5)Mobile Payment Platform
  長福 久弘(LINE Pay株式会社 取締役 COO)

6)Financial Platform
  出澤 剛

7)Commerce Platform
  藤井 英雄(執行役員 O2O/コマース事業統括)

8)Marketing Solution Platform 
  池端 由基(執行役員 広告ビジネス事業担当)

9)AI/Search
  舛田 淳

 

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1)Keynote “Life on LINE”

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Keynoteでは、CWOの慎がLINE CONFERENCEに初登壇いたしました。慎のタイトルであり、LINEという会社の価値基準である”WOW”はイノベーション、なかでも社会に大きな変化をもたらす”ライフスタイルイノベーション” を通じてユーザーに感動を与えること、そしてLINEでは、“WOW”=“ライフスタイルイノベーションによって24時間365日ユーザーの生活すべてをサポートするライフインフラを目指すことを宣言し、次なるビジョン「Life on LINE」を発表いたしました。LINEでは、「Life on LINE」を実現するための3つの戦略として”offline”、”Fintech”、”AI”を掲げ、重点的に取り組んでまいります。

これまでのオフラインへの拡大は単純にオンラインとオフラインを繋げるO2Oという概念で発展してきていましたが、LINEでは、単純なオンラインとオフラインの連結ではなく、オンラインとオフラインが融合したOMO(Online Merges with Offline)の概念によって「Life on LINE」の実現を目指します。「LINE」はオンラインを越えてオフラインへと領域を拡大させることでオンラインとオフラインのハブとなり、ユーザーの日常生活をより便利で快適なものにしてまいります。

 

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 さらに、「Life on LINE」実現のための新たな展開として「LINE Mini app」の発表をおこないました。

 

■新たなサービスプラットフォーム「LINE Mini app」
―提供開始予定:2019年秋ソフトローンチ、2020年春本ローンチ
「LINE Mini app」は「LINE」アプリ内に新たに構築されるサービスプラットフォームです。現在私たちは、利用するサービスや求める情報に応じて、アプリをダウンロードしたり、WEB検索をしてサイトを訪れたりする必要がありますが、「LINE Mini app」によって、「LINE」の中ですべてのサービスや情報にアクセスし、onlineとofflineの隔てなくスムーズな体験が可能となります。
「LINE Mini app」を利用することで企業や店舗は「LINE」の中にサービスページを開設することができ、メニューや料金などのサービス情報はもちろんのこと、予約フォームの設置、クーポン発行、ポイントカード機能を持たせたりすることも可能です。また、「LINE Mini app」の通知機能を使うと、例えば、クリーニング店では、会員証やポイントカード、支払い機能を「LINE Mini app」に持たせ、お預かり完了や仕上がり日のリマインドなどを、オフィシャルアカウントを通じてプッシュ通知できるなど、ユーザー一人ひとりの状況に合わせた最適なタイミングでコミュニケーションを図ることができます。

8,000万人超のユーザーと、企業、店舗、サービスなどによる多くのオフィシャルアカウントが揃う「LINE」だからこそ実現できるOMOサービスを目指し、準備を進めてまいります。

 

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Keynote後半では、出澤が登壇し、本日より提供開始となったスコアリングサービス「LINE Score」について発表いたしました。併せて、「Life on LINE」を推進していくにあたって、LINEの様々なサービスをさらにたくさんのユーザーの皆様に安心安全に、楽しく利用していただくために、プラットフォーマーとしての責任について、改めて表明しました。

 

■スコアリングサービス「LINE Score」―本日より提供開始
LINEの金融事業を展開するLINE Financial株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:齊藤 哲彦)のグループ会社であるLINE Credit株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:吉永 幹彦)を通して、独自のスコアリングサービス「LINE Score」を、本日より提供開始することを発表いたしました。「LINE Score」は、AIを活用したLINE独自のスコアリングモデルを活用しており、国内月間利用数8,000万人を超える「LINE」のユーザーであれば、コミュニケーションアプリ「LINE」上のLINEウォレットから、どなたでもご利用可能で、ユーザーごとのスコアの値によって、最適なキャンペーンや特典などのベネフィットをご提供いたします。

また、利用開始前には規約に同意いただく必要があり、LINEアカウントの既存の設定にて、デフォルトでデータが算出、利用されることはありません。なお、特典などのベネフィット提供元である連携企業へデータ提供を行う場合は、ベネフィットをご利用の都度ユーザーの同意をいただきます。
※詳細はプレスリリース(  https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2759 )をご覧ください。

 

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■プラットフォーマーとしての責任 ―「プライバシー」の徹底、および「未来を担う人材の育成」に注力
LINEでは、サービス開始の2011年より、ユーザーの皆様が安心、安全にコミュニケーションを楽しめるようにサービスを提供してまいりました。LINEが様々なコンテンツやサービス、またFintechやAIなど事業領域を拡大している現在においても、GDPRなど、世界各国で点在するプライバシー関連の法律をもとにルールを定め、サービスのリリースや個人情報の処理にあたっては十分な説明を提示した上で同意をとり、または厳格に審査しています。また、法令に対応するだけでなく、個人情報の取扱に関して透明性報告書の開示など、安心して利用いただく環境を作るための取り組みに力を入れています。このように私たちはユーザーの皆さんの安心安全を第一に、プライバシーに常に配慮してサービスを提供してまいりました。その姿勢はこれからも変わりません。

また、未来の担い手たちの教育にも注力してまいります。これからさらなるデジタル化が進むうえで大切なのは、わたしたちがこれまで推進してきた使い方の教育だけではなく、サービスの作り手をしっかりと育成していくことだと考え、今夏をめどに未来のサービスの作り手を育成していく、プログラミング教育プログラム「LINE entry」を発表しました。

 

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2)Communication Platform

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本セッションでは、日本で月間8,000万人のユーザーがアクティブに利用するコミュニケーションアプリ「LINE」の新しいコミュニケーション機能「OpenChat」を発表いたしました。LINEは友だちや家族などの親しい人とのコミュニケーションをコアバリューとしながらも、個々人に最適化されたコミュニケーションと情報の出会いを提供し、皆様の生活により密接な存在となることを目指します。

■「OpenChat」―提供開始予定:2019年夏、対象国:日本
昨今、「LINE」で行われるコミュニケーションの人間関係の幅やシーンは多様化しており、この傾向を受け、多彩なシーンにおいて便利・快適にグループコミュニケーションを行えるよう、新たに「OpenChat」機能を実装することとなりました。「OpenChat」では、ユーザーは、「LINE」上で関心事をベースにグループを作り、会話や情報収集をすることが可能です。「OpenChat」は、グループ機能を強化しており、トークルームごとにプロフィールを変えて会話をしたり、参加承認制のトークルームやルームコードをかけた参加者限定のトークルームを作ることができたりするほか、管理人機能を利用することもできます。リアルタイムで感度の高い情報が集まる「OpenChat」のトークへの参加や検索を通じ、ユーザーは有用な情報をキャッチすることができます。
なお、機能開始に先駆け、現在「OpenChat」先行利用してくださる方を募集中です。詳細は、URLをご参照ください。
http://official-blog.line.me/ja/archives/79448193.html

 

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3)Content Platform

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スマートフォン時代の新しいニュースの形を追求する「LINE NEWS」は、6,500万人の月間利用者を擁し、月間PV数は2019年5月末時点で100億を突破しております。また、900を超えるパートナーメディアとともに、一日7,000件以上のコンテンツを6,500万人のユーザー一人ひとりにパーソナライズし配信する、国内最大規模のコンテンツプラットフォームとして成長を続けております。新たな取り組みとして、以下の2つを発表いたしました。

■放送局とのリプレイ動画連携を発表、第一弾はテレビ東京と―開始予定:2019年夏頃から順次、対象国:日本
放送のリプレイ動画をリアルタイムで連携する「Replay Cast」構想を発表いたしました。「Replay Cast」は、ネット上に同時放送されている番組を対象に、「見どころ」をリアルタイムでLINEにプッシュ配信し、ユーザーを同番組のリプレイ動画へ送客する仕組みです。ユーザーはプッシュ配信された「見どころ」を「リプレイ動画」で確認でき、さらにその続きをネット上の同時放送で視聴することが可能になります。第一弾は株式会社テレビ東京と連携し、2019年夏頃より順次、同局の番組と連動した配信を実施してまいります。

 

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LINE NEWS、クリエイター向けに新たな創作表現の場を開放、動画プロジェクト「VISION」を始動
「LINE NEWS」では、スマートフォンに特化した新たな動画カルチャーの創出を目指し、クリエイターらによる創作表現の場である「VISION」の提供を6月26日より開始いたしました。「VISION」は、「LINE」アプリの「ニュースタブ」内に掲出される縦型動画コンテンツです。動画・映像業界を牽引する佐藤雅彦⽒、⼩⼭薫堂⽒、明⽯ガクト⽒らも参画し、また、今後は公募などによって広く作品・クリエイターの募集・支援を行っていきます。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2750 )をご覧ください。

「LINE NEWS」では今後、TVや紙媒体、そしてクリエイターによる創作といった様々な領域におけるコンテンツを包含し、ニュースプラットフォームを超えたコンテンツプラットフォームとして成長を続けてまいります。

 

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4)Entertainment Platform

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SNSをはじめとするコミュニケーションによって情報が作られていく現代のエンターテインメントにおいて、ただ単に良いコンテンツをデリバリーするだけではなく、コンテンツを作り出すクリエイター(アーティストやライブ配信者など)とファンが距離を縮め情熱を共有し合うことが、非常に重要となっていきます。コミュニケーションを軸とした新たなエンターテインメントエクスペリエンスを紹介いたしました。

 

■LINE Creators Market
・クリエイターズスタンプが使い放題になる定額制の「LINEスタンプ プレミアム」―開始予定:2019年7月
スタンプ定額制サービス「LINEスタンプ プレミアム」は、300万セットを越えるクリエイターズスタンプが使い放題となるサービスです。クリエイターズマーケットで人気の約3億8,000万円分のスタンプが月額240円(学生プランは半額の120円)で自由に利用可能となります。

 

■「LINE LIVE」
夢を叶えるライブ配信プラットフォームとして、これからモデルになりたい、声優になりたいなどの夢を持った一般ユーザーがLINE LIVER(ライブ配信者)として活躍、情熱的なファンと一緒に成長していく“ファンダム”現象を巻き起こしています。LINE LIVERが今まで以上に得意なことを活かせる環境や技術面におけるサポートするとともに、熱量の高いファンが盛り上がれるような環境を提供してまいります。

 

・ファン同士だからこそ盛り上がることができる空間を提供「プレミアムチャンネル」―開始予定:2019年7月
月額費用を支払うことで限定ライブ配信を視聴することができる機能です。視聴者を限定し共通話題や同じ目的を持った視聴者が集まる場を提供することで、LINE LIVERとファンの距離を近づけ、一緒になって夢を叶えていく“ファンダム”を活性化させる機能として展開いたします。

 

・ライブ配信を楽しみながら、買い物を楽しむことができる「ライブコマース」―開始予定:2020年中
ライブ配信を通じて、コミュニケーションを楽しみながら買い物をすることができる機能です。視聴者はリアルタイムに質問やコメントをしながら商品を購入できるので、商品情報をより詳しく知ることができます。また、LINE LIVERの限定グッズを販売するなど、ファンとの交流にも活用することができます。

 

■「LINE MUSIC」(2019年5月時点)

―ダウンロード数:3,200万件以上

―楽曲数:5,400万曲以上

―MAU:1,100万以上

 

日本の音楽ストリーミング業界を牽引するサービスとなった「LINE MUSIC」では、音楽とのさらなる出会いを創出するための新たな展開を発表いたしました。

 

・UIをスタイリッシュに大幅改善、AIを活用した楽曲レコメンドなど大型アップデートを実施―開始予定:2019年秋
好みや時間にあわせて背景の色が選べる「ライト&ダークテーマ」や音質調整などができるイコライザー機能を追加し、よりスタイリッシュより便利に音楽を楽しめるようUIを大幅に改善いたします。さらによりユーザー個人の最適化を図るため、好みに合わせたジャンル・ムード別のデイリー更新型プレイリストやシチュエーション・ジャンルをテーマにした自動再生するラジオ機能も搭載します。今後は、AIとの連携し、OCR技術を活用した簡単プレイリスト移行機能やVOICE Searchも実装予定です。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2785 )をご覧ください。

 

・話題のミュージックビデオも楽しめる「MUSIC VIDEO」―開始予定:2019年夏
アーティストのミュージックビデオを見ることができる機能を新たに搭載、音楽を聴いていて気になったアーティストのミュージックビデオも、そのまま「LINE MUSIC」内で視聴することができます。

 

・新たに独自の音楽フリーミアムモデル「ONE PLAY(仮)」を実装―開始予定:2019年秋
5,400万曲が聴き放題となる独自の音楽フリーミアムモデルをスタートいたします。「ONE PLAY(仮)」は、どの楽曲でも1回ずつフル尺再生が可能となっており、1回聴いた楽曲は一定時間を過ぎることで再度聴くことができます。友だち同士の会話で登場した楽曲や話題の楽曲をすぐさま聴くことができ、アーティストとユーザーの新たな出会いを創出します。

 

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5)Mobile Payment Platform

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モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」は、全世界規模でのキャッシュレス化を背景に、LINE社としても戦略事業として投資し、順調に成長しております。日本、台湾、タイでの登録者数は、計約4,800万人以上(2019年6月時点)となりました。

 

<台湾・タイ>
台湾の登録者数はこの一年間で290万人から約630万人に成長し、サービス普及率30%、認知度83%の二軸において共に台湾No.1のモバイル決済サービスとなっています。同じく、タイでもアカウント登録数はこの一年間で310万人から約600万人まで増加しております。
台湾とタイの国内では、2018年秋より、一部主要交通機関にて「LINE Pay」が使用できるようになりました。

 

<日本>
日本国内では、大型キャンペーン効果で登録者数が約3,600万人まで増加しました。

 

■スターバックス コーヒー ジャパンとLINEの提携による取り組み第一弾
「LINE スターバックス カード」が開始から約2.5ヶ月で、発行数100万枚を突破
昨年12月の提携発表以降、取り組み第一弾として開始した「LINE スターバックス カード」は4月初旬の提供開始から約2.5ヶ月で発行枚数100万枚を突破し、大変好評いただいております。「LINE スターバックス カード」は、「LINE」アプリ内から簡単に発行でき、ロイヤリティプログラム「スターバックスリワード」へ自動的に参加可能です。「スターバックスリワード」は「LINEスターバックス カード」導入開始時は、約330万人がプログラムに参加していましたが、「LINE スターバックス カード」の提供開始でさらに100万人が新規で参加しました。今後もこのパートナーシップにより、ユーザーに利便性の高いサービスを提供してまいります。

 

■Visa・オリコと提携し、Visaクレジットカード発行で合意
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)、株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役社長:河野 雅明、以下「オリコ」)、LINE Pay株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:高 永受(コ・ヨンス)、以下LINE Pay)は、高還元のVisaクレジットカード「LINE Pay Visaクレジットカード」を発行することで合意いたしました。VisaとオリコとLINE Payの各社は、本カードの発行を基盤とした新しいクレジットカードサービスを提供し、日本のキャッシュレス社会の実現に貢献してまいります。

東京 2020 オリンピック競技大会でのスペシャルデザインを発表
東京 2020 オリンピック競技大会でのスペシャルデザインを発表いたしました。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2754 )をご覧ください。

 

■Mobile Payment Alliance(MoPA)へのNTTドコモ参画 三社の相互連携によりキャッシュレスの普及促進を加速
LINE Pay株式会社、株式会社メルペイ(本社:東京都港区・代表取締役:青柳直樹)、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区・代表取締役社長:吉澤 和弘)は、キャッシュレスの普及促進を目的とした業務提携に関する基本合意書を締結いたしました。また、LINE Pay株式会社と株式会社メルペイが設立したモバイルペイメントにおける加盟店アライアンス「Mobile Payment Alliance(MoPA)」に株式会社NTTドコモが参画し、共に日本国内のキャッシュレスの普及促進をめざしてまいります。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2755 )をご覧ください。

 

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「LINE Pay」は、今月初旬には韓国で決済サービス「payco」を運営するNHN Payco社と新たに業務提携し、インバウンド決済だけでなく、日・韓での加盟店相互利用においてパートナーシップを結んだほか、17日からは同じく韓国の「NAVER Pay」ユーザーが訪日した際「LINE Pay」加盟店で決済可能になるインバウンド施策において連携を開始しています。
このような他決済サービスとの連携を図る『Global Alliance構想』をはじめ、包括的なグローバル戦略によってアジア最大のモバイル決済プラットフォームとして今後も展開していく予定です。

 

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6)Financial Platform

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本セッションでは、「LINEウォレット」を起点として、お金の流れをシームレスにしていくため、今後も引き続き金融領域を強化していき、Fintech Platformにおいても「Life on LINE」を実現していくと宣言いたしました。
さらに各国では現在、銀行事業の準備も進んでおり、LINEはアジア最大の決済・銀行プラットフォームを目指すことを宣言いたしました。また、Financial Platformセッションでは、合わせて各金融サービスの最新実績、準備状況をお話いたしました。

 

■「LINE証券」―提供開始予定:2019年秋
LINE Financial株式会社と野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:永井浩二)の合弁会社であるLINE証券株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役Co-CEO:落合 紀貴・米永 吉和)は、「LINE」上で展開する証券サービス「LINE証券」の提供を2019年秋に開始することを発表いたしました。「LINE証券」は、厳選した日本のリーディング企業100社の株式を、1株、最低で150円程度から平均で3,000円程度で購入できることに加え、シンプルで直感的な操作が可能なUI/UXにより、投資未経験者や投資初心者のみならず、投資経験者を含むすべての方に、簡単にご利用いただけるサービスを予定しております。さらに、平日21時までリアルタイムで売買が可能なため、日中は忙しいビジネスパーソンなども利用することができます。

 

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■「LINE Pocket Money」―提供開始予定:2019年夏
LINE Credit株式会社※より、「LINE Score」のベネフィットのひとつとして個人向け無担保ローンサービス「LINE Pocket Money」を今夏ローンチ予定です。「LINE Pocket Money」では、スコアリングモデルによってユーザーが得たスコアに応じ、ユーザー一人ひとりに適した貸付利率(年率)とご利用可能額を決定します。突発的な資金需要への対応を想定しており、申し込み~借り入れ~返済までのすべてのフローがアプリ上から即日可能となるサービスモデルを予定しております。なお、具体的な内容については、今後、サービス開始時に改めてお知らせします。
※:LINE Credit株式会社は、LINE Financial株式会社、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、頭取:藤原 弘治、以下「みずほ銀行」)、株式会社オリエントコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河野 雅明、以下「オリコ」)の3社による合弁会社です。

 

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7)Commerce Platform

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LINEのコマースプラットフォームでは、「LINEショッピング」、「LINEデリマ」、「LINEトラベル」の3サービスを展開しており、昨年からは特にOMOを意識したサービス展開を行っております。各サービスにおける最新実績と新たな展開を以下の通り発表いたしました。

 

■「LINEトラベル」
「LINEトラベル」は昨年6月のサービス開始より順調にサービスを拡大しており、四半期ごとの取扱高(GMV)は456%成長(2018年4Q-2019年1Q比較)を遂げています。OMOを推進すべく新たに「おでかけNOW」を開始することを発表いたしました。

 

・「おでかけNOW」―本日より提供開始
「おでかけNOW」は、「LINEトラベル」内で新たに展開するおでかけ検索サービスです。今いる場所に応じて、近くの飲食店やイベント、アクティビティの検索、事前予約を行うことが可能です。グルメサイト「OZmall」や「一休.comレストラン」、レジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」、「Walker plus」など、複数のグルメ予約、アクティビティ予約サイトと提携し、「LINE」上で簡単に旅行プランを構築することができます。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2753 )をご覧ください。

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■「LINEショッピング」
「LINEショッピング」は、年間取扱高(GMV)が2017年から2018年にかけて167%成長、ユーザー数は2,700万人を突破するなど順調にサービス拡大を続けています。

 

OMOに特化した「SHOPPING GO」は、オフライン店舗での商品購入時にLINEポイントを獲得できるサービスで、位置情報の活用により現在地から近くにある「SHOPPING GO」対応店舗を探すことができるほか、会員証機能や「LINE Pay」決済との連携などによりユーザーと店舗のタッチポイントとして、ユーザーはもちろん、導入店舗からも大変好評いただき、四半期ごとの取扱高も約2倍(2018年4Q-2019年1Q比較)成長しています。

 

■「LINEデリマ」
「LINEデリマ」は、サービス開始2年で加盟店舗は16,500店以上となり、年間取扱高は179%成長(2018年4Q-2019年1Q比較)を記録しています。OMOを推進すべく、テイクアウトサービス「LINEポケオ」の本格展開を開始することを発表いたしました。

 

・「LINEポケオ」―本日より、本格展開開始
お店検索・注文・事前決済まで「LINE」1つで完結できるテイクアウトサービス「LINEポケオ」は、今年の4月18日より先行公開として「ガスト」、「バーミヤン」、「ジョナサン」の注文受け付けを開始、6月18日からは「松屋」、「松のや・松乃家・チキン亭」の対応も開始し、本日、本格展開を開始いたしました。合わせて、新たに中小規模飲食店での対応も開始し、テイクアウトシステムを構築しなくても、簡単にテイクアウトサービスを開始できるオーダーシステム「LINEポケオ for biz」のお申込み受付を開始いたしました。さらに、松屋の「牛丼並盛り」やジョナサンの「和風てりたまハンバーグ」など、一部メニューが100円(税込)でお楽しみ頂けるキャンペーン「100円ポケオごはん」も本日から期間限定で開催いたします。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2752 )をご覧ください。

 

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8)Marketing Solution Platform

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本セッションでは、ユーザーの生活に違和感なく自然に溶け込み、意識せずとも便利で豊かな生活を送るサポートをするマーケティングプラットフォームとして、 “Life-marketing Platform” を目指すことを宣言いたしました。そのための重要な観点として、快適なパーソナライゼーション(Comfortable Personalization)とタッチポイントの拡大を掲げ、ユーザーが邪魔だと感じない価値のある情報を、ユーザーの生活や行動に応じて適切な場面で届けるための新たな取り組みを発表いたしました。

 

■「スマートチャネル」での動画配信―リリース予定:2019年秋
2018年末より、「LINE」のトークリスト最上部に天気やニュース、災害情報などのコンテンツや広告を表示できる「スマートチャネル」への情報配信を順次進めてきました。この「スマートチャネル」において、新たに動画配信を開始いたします。ユーザーがトークリストに表示されたバナーをタップすると、画面が拡大して動画で表現されたリッチなコンテンツを視聴することができるようになります。これまで自宅などで目にしていたTVCMや新商品のリリース情報などを「LINE」の中で逃さず視聴できるようになります。正式リリースとなる2019年秋にかけて、順次テスト配信を進めていく予定です。

 

■「LINE Ads Platform for Publisher」―リリース予定:2019年夏
「LINE Ads Platform」を中心としたアドネットワーク「LINE Ads Platform for Publishers」を開始いたします。「LINE」や各種ファミリーサービス内で配信する広告をパーソナライズするために活用しているデータを、外部サービスでの広告配信にも活用することができるようになります。さらに、外部サービスにおける閲覧・行動履歴データを「LINE」にフィードバックして相互に好循環を生み出すことで、ユーザーは「LINE」の内外かかわらず価値ある情報を受け取ることが可能となります。取り組みの詳細やファーストパートナーについては、7月末頃に正式発表する予定です。

 

■「LINEチラシ」―リリース予定:2019年10月
これまでオフラインでの配布が中心だったチラシやDM(ダイレクトメール)を、ユーザーの興味関心・生活エリア・タイミングに合わせてパーソナライズされた状態で配信します。配信されたチラシやDMは、「LINE」のタイムラインやスマートチャネル、LINEウォレットから開くことができる「LINEチラシ」の画面などで確認することができるようになります。よく利用する店舗をお気に入りに登録することで、「LINEチラシ」の画面上でお得な情報を商品単位で比較・参照することや、LINE公式アカウントを通して欲しい情報を確実に受け取ることが可能です。さらにLINE Beaconを活用し、実際に店舗を訪れたタイミングで、その店舗が実施しているお得な情報のリマインドを受け取ることもできます。

 

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9)AI/Search

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本セッションでは、LINEのAI事業における、AIアシスタント「Clova」の利用シーン拡大やAIソリューションビジネス「LINE BRAIN」に関する発表、さらに、改めて検索事業へ参入することを発表いたしました。

 

■リッチモンドホテル、BMT社との取り組み
ホテルでの「Clova」利活用に関し、リッチモンドホテルを運営するアールエヌティーホテルズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:福村 正道)とホテル客室ソリューションを提供するブリッジ・モーション・トゥモロー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:島田 創一)と協業いたします。3社の協業により、例えばホテル客室内に「Clova」搭載デバイスを設置することで、フロントに電話することなく近くのコンビニを教えてもらえたり、音声でテレビや照明などの家電操作を行えたりするなど、ホテル、客室内でのユーザー体験をより便利にしてまいります。

 

■GateboxへのClova実装
グループ会社であるGatebox株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:武地 実)の新製品「Gatebox 量産モデル」に「Clova」を連携させ、「Gatebox」オリジナルキャラクターである「逢妻ヒカリ」のスキルや会話パターンを拡充いたします。天気やニュースの確認といった「Clova」のスキルが使用できるだけでなく、「Clova」の技術である音声合成や会話エンジンを組み合わせることで、極限まで声優の生声に近い、感情豊かで幅広い会話をお楽しみいただけるようになります。
また、法人向けにビジネス利用を促進するための ”ビジネスパートナープログラム” を開始いたします。「Gatebox」をプラットフォームとして開放し、パートナーにご参加頂き、「Gatebox」を活用した新たなビジネスやサービスの創出を支援していきます。

 

■LINEカーナビ―提供開始予定:2019年9月以降
既にトヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)と「Clova」が車の空間で利用できるサービスの開発を進めてきておりますが、今回新たなアプリ「LINEカーナビ」を発表いたしました。「LINEカーナビ」は、トヨタが持つクラウドでの高鮮度なビックデータを活用したナビゲーション基盤と、「Clova」のVUIによる利便性を統合いたします。ドライブをしながら、目的地の天気を調べる、音楽の再生、「LINE」メッセージの送受信などに加えて、目的地検索、カーナビゲーションを音声によって操作することが可能となります。本アプリは、アプリ単体でも使用でき、スマートフォンと車載器を連携するSmart Device Link(SDL)に対応、車載器に接続して使用することも可能です。2019年9月以降の提供開始を予定しています(無料)。この「LINEカーナビ」を通じ、ユーザーの皆様のドライブをより安全に、そして便利にしてまいります。

 

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■LINE BRAIN
AIアシスタント「Clova」等でこれまで培ってきたLINEのAI技術を、外部企業等に向けて展開していく「LINE BRAIN」事業を始動いたします。2019年7月よりAIチャットボット技術「LINE BRAIN CHATBOT」、
文字認識技術「LINE BRAIN OCR」、音声認識技術「LINE BRAIN SPEECH TO TEXT」 の販売を順次開始いたします。

 

さらに、新たな開発プロジェクトとして、「LINE BRAIN」が保有する音声認識、チャットボット、音声合成の技術を組み合わせることによって、電話でのAI自動応答を可能にするサービスの開発も進めており、本セッションでは、舛田によるデモンストレーションを実施いたしました。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2758 )をご覧ください。

 

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■スカパーJSAT、LINE、伊藤忠商事が三社での協業基本合意書を締結
スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一)、LINE株式会社、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木 善久)の3社は、新たな顧客体験を提供する“次世代型テレビ”の商用化を目標とした協業基本合意書を締結いたしました。本合意書に基づき、今後3社で実証実験を開始する予定です。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2756 )をご覧ください。

 

■Dialpadと音声認識AI技術の共同開発に関する覚書を締結
Dialpad, Inc.(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州、Founder and CEO:Craig Walker)とLINE株式会社は、今後LINEが展開する「LINE BRAIN」で保有する音声認識技術(Speech To Text)などのAI技術の開発と改善を協議すべく、覚書を締結いたしました。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2757 )をご覧ください。

 

■統合検索サービス「LINE Search」―提供開始予定:2019年7月より順次
LINE上に存在しているあらゆる情報をユーザーへ、最適な形で届けることができる統合検索サービス「LINE Search」を開始。LINEのトークやOAなどだけでなく、LINE NEWSをはじめLINEマンガやLINE MUSICなどの各サービスやLINEが保有するデータベースを統合して、検索することが可能となります。さらに、各カテゴリで人気のインフルエンサーを検索することもできます。

 

■1to1プラットフォーム「LINE ASK me」を発表、弁護士とも相談可能に―提供開始予定:2019年9月以降
検索して情報を得るということだけでなく、そのまま相談や依頼などのアクションまでつなぐことができる1to1プラットフォーム「LINE ASK me」を発表いたしました。これまでも展開してきた1000人を超える様々なジャンルの占い師が在籍する「トーク占い」や様々な専門家が在籍する「トークCARE」に加え、パートナーに弁護士ドットコムを迎え、弁護士と相談できるサービスをスタート、今後ジャンルを拡大してまいります。
※詳細はプレスリリース( https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2786 )をご覧ください。

 

■スポットレビューアプリ「LINE STEP」をスタート―提供開始予定:2019年7月予定
グルメレビューアプリ「LINE CONOMI」に続き、飲食店やレジャー施設をレビュー・検索できる「LINE STEP」をスタート、「LINE Search」と連動していくことで、今後は検索したあとに、飲食店やお店の予約のアクションにつなげることも予定しています。

 

メッセンジャーからライフインフラへ。LINEでは、「Life on LINE」の実現を目指し、ユーザーの生活をより便利でより豊かにすべく、引き続き、各領域における挑戦を続けてまいります。