LINEのエコシステムを活用し、業界大手のパートナー各社と連携した「Fast Financial Platform」により、デジタル金融サービスへのアクセスがよりスムーズに

幅広い金融サービスをワンストップで提供し、LINE Bankユーザーの利便性を向上

LINE株式会社のグループ会社LINE Bank Taiwan Limited（以下、「LINE Bank Taiwan」）は、事業開始2周年の節目を迎え、金融アクセス向上を目標とした「Fast Financial Platform（ファストフィナンシャルプラットフォーム）」戦略の立ち上げを発表しました。LINEの多様なエコシステムを活用し、複雑さを解消した金融サービスを提供します。また、ワンストップで様々な金融サービスを提供することで、より楽しくユーザーフレンドリーな銀行サービスの実現を目指します。

 

LINE Bank Taiwanの「Fast Financial Platform」は、LINEエコシステム内の豊富なリソースとユーザー基盤をかけ合わせた戦略です。革新的な技術と、金融分野および非金融分野のパートナー企業との協業を通じて、保険、コ・ブランドカード、証券、毎日の支払いに使える決済サービス、定額返済型ローン、資産運用サービスなど、あらゆる金融サービスを提供します。その一例として、LINE Bank Taiwanは、聯邦銀行とスタンダードチャータード銀行と、それぞれ共同でLINE Bankコ・ブランドカードを発行し、7月10日に関連サービスを開始しました。ユーザーは、1枚のカードで発行元の銀行とLINE Bankそれぞれの特典を受けることができます。

 

この新戦略は、LINEとLINE Bank Taiwanとの連携を深めていく動きの一環であり、両サービスの利便性を高めます。既に2022年の下半期より、LINEアプリのウォレットタブ上での残高確認や、ショートカットを利用した送金が可能です。現在、LINE Bank Taiwanのユーザーは157万人を突破し、台湾のインターネット専業銀行の中で最大級のユーザー数を誇っています。 

 

LINE Bank Taiwanの調査によると、ユーザーの約85%が銀行口座ベースの投資管理サービスを求めており、72%はLINE Bankの口座を証券口座として使いたいと答えています。この要望に応え、LINE Bank Taiwanの証券口座を提供するため、7月に富邦證券とパートナーシップを締結しました。証券会社と提携する台湾初のインターネット専業銀行として、最短3分で証券口座を開設でき、LINE上でLINE Bankを介して24時間いつでも資産運用ができるサービスを提供します。LINE Bank Taiwanでは、今後さらなるサービス拡大を計画しており、資産運用サービスやFX（外国為替証拠金取引）といった資産管理商品も提供する予定です。また、後払い（BNPL）サービスのAFTEEやLINE TAXIとの提携も予定しています。 

 

■LINE Bank Taiwan 取締役会長 黄 仁埈（ファン インジュン） コメント

「若い世代を起点としたニーズが世界中で広がり、よりシンプルかつスピーディな金融サービスへの転換が求められています。Fast Financial Platformとは、サービスのエコシステムを拡大し従来よりもスマートで効率的な金融サービス体験を実現するという、我々のコミットメントを表明するものです。」

 

■LINE Bank Taiwan CEO Morris Huang（モリス ファン） コメント

「LINE Bankは単なる銀行ではありません。金融サービスにアクセスするための超高速ショートカットといえます。Fast Financial Platformを通じて、金融サービスにスピーディにアクセスできるエコシステムへと進化し、新しい世代のユーザーが抱えるデジタル金融へのニーズにこれまで以上に応えてまいります。」

 

LINE Bank Taiwanのほか、LINEは東南アジアにおける金融の利便性向上に努めており、タイではLINE BK、インドネシアではLINE Bank by Hana Bankを展開しています。2023年3月末日時点で、LINEがグローバルに提供するオンラインバンキングサービスは、合計約750万人のユーザーが利用しています。今後もLINEは金融市場を変革し、ユーザーに寄り添ったソリューションを提供することで、コーポレートミッションである「CLOSING THE DISTANCE」を実現します。

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