LINEの社員アスリート、北田千尋選手が東京2020パラリンピック競技大会に内定

2021.06.22 ALL

LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下「LINE」)は、当社に所属する北田千尋選手が、東京2020パラリンピック競技大会に内定いたしましたので、お知らせいたします。

 

北田選手コメント

新型コロナウイルス感染症により、世界中のたくさんの人たちの「当たり前」が変わってしまいました。私もこのような状況の中、バスケを続けてもいいのだろうか、自分にできることはなんなのだろうか、ということを考え続けた1年でした。オリンピック、パラリンピックの開催の判断も非常に難しいものであることも理解していますし、どれだけ議論しても全ての人が納得のいく結論は出ないのではないかとも思っています。ただ、日本代表に内定をいただいた身として、覚悟と責任を持って、応援していただける皆様に何かを感じていただけるようなエネルギー溢れる試合をしたいと思っています。そのために、日々を丁寧に過ごし、良い準備を重ねていきます。

 

■北田 千尋(きただ ちひろ)選手プロフィール

進行性の末梢神経障害である多発ニューロパチーによる両下肢機能障害。バスケの指導者になるために進学した大学でのインターンシップ先で車いすバスケと出会い、車いすに乗れば「走れる」ということに魅力を感じ、競技を始める。カクテルの主力選手として、日本選手権優勝6回、個人ではMVP4回。2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉に日本代表として出場するが、敗戦。バスケに専念できる環境を求め、2016年4月LINE株式会社に入社。2016年4月〜8月までオーストラリアリーグに参戦し、男子リーグで準優勝、女子リーグで優勝の成績を収める。翌2017年にもオーストラリアリーグに参戦し、女子リーグ3位の成績を収める。

 

主な戦績:

・皇后杯 第30回日本女子車いすバスケットボール選手権大会 優勝

・インドネシア2018アジアパラ競技大会 3位

・日本女子車いすバスケットボール選手権大会6連覇(2015〜2020)&MVP4回

・2017女子世界車いすバスケットボール選手権大会AOZ予選会 3位

・2015三菱電機2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉  3位

 

引き続き、LINEでは世界に向けて挑戦するアスリートの支援をして参ります。