LINE株式会社(以下LINE)は、本日、3月19日付けで個人情報保護委員会より受けた報告徴収を受けた事項に関する報告書を、同委員会に提出いたしました。なお、同委員会からの本件に係る調査は本日時点においても継続中であり、引き続き当該調査に真摯に対応してまいります。
また、本プレスリリースにて、併せてLINEとして以下の通り今後の方針をお伝えいたします。
以下「LINE社としての今後の方針」として記載した内容については、上記個人情報保護委員会による報告徴収の内容として、本日、同委員会に報告致しました。
LINE社としての今後の方針
■日本ユーザーに安心いただくための2つの国内化
1. 中国における開発拠点および外部委託先における個人情報へのアクセスコントロール等の実施
― 日本ユーザーの個人情報へのアクセスを遮断済
― LINEのコミュニケーションに関連する機能・サービスに係る機能開発・保守業務や運用業務については、中国での業務を終了
2. LINEトークルームおよびLINE公式アカウント、LINE Payにおけるデータの国内移転
― 韓国のデータセンターに保管されているトーク内の画像・動画・ファイルデータの国内移転を2021年6月までに完了予定
― タイムラインにおいてLINE公式アカウントデータは2022年6月完了、LINEユーザーのデータは段階的に移転予定
■日本ユーザーに安心いただくための2つの透明化
1. ユーザー向けプライバシーポリシーの改定
― 国名の明示など、ユーザーへの説明をより一層明確化
2. データ・セキュリティのガバナンス体制と情報保護の強化
― 有識者による特別委員会での検証
― 国際的外部認証「CBPR認証」の取得申請、米国「NIST」が定める世界トップレベルの、セキュリティ基準への準拠
【今後の予定(2021年3月23日現在)】
・4月19日(月)総務省への報告
以降の情報は、以下ページにて定期更新してまいります。
LINE:プレスリリース「LINEにおける個人情報の取り扱いに関連する今後の主な予定について」
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2022/3680
【関連情報】
LINE:プレスリリース「ユーザーの個人情報に関する一部報道について」
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3675
Zホールディングス:プレスリリース「Zホールディングスにおける、外部有識者による、グローバルなデータガバナンスに関する特別委員会の設置について」
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3679