第1回「新型コロナ対策のための全国調査」の全回答データを厚生労働省に提供 第2回は4月5日より実施予定

2020.04.03 コーポレート

LINE株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)は、第1回「新型コロナ対策のための全国調査」* を実施し、当初の予定通り、回答頂いたデータについて厚生労働省に提供いたしましたので、お知らせいたします。
*詳細プレスリリース:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3148

 

 

LINEは、3月31日から4月1日の期間、日本全国のLINEのユーザー8,300万人を対象に、第1回「新型コロナ対策のための全国調査」 を実施いたしました。LINEからメッセージを送信した82,928,693人のユーザーのうち、有効回答者は24,539,124人(回答率は29.6%)となりました。ご協力ありがとうございました。

 

【厚生労働省 橋本岳 副大臣 コメント】

「第1回新型コロナ対策のための全国調査」にご回答いただいた皆様、また厚生労働省の呼びかけに応えて調査を実施してくださったLINE株式会社様に、深く感謝申し上げます。
調査結果を生かすことで、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた有効な対策の実現に全力を尽くします。

 

【LINE株式会社 代表取締役社長 出澤剛 コメント】

LINEユーザーの皆さま、この度は多大なるご協力をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。多くの方に慣れ親しんでいただいているLINEを、新型コロナウイルス感染における実態把握に役立てられればと考え、厚生労働省に協力し、今回のような調査を実施させていただきました。ユーザーの皆さまとともに、行政における対策検討のために貢献し、一刻も早く事態収束を迎えられることを願っております。

 

この調査結果は、3月30日に厚生労働省と締結した「新型コロナウイルス感染症のクラスター対策に資する情報提供に関する協定*」に基づき、新型コロナウイルス感染状況の把握や感染拡大防止のための有効な対策検討に活用いただくために、4月2日に、厚生労働省に提供いたしました。
*詳細プレスリリース:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10575.html

左より
厚生労働省新型コロナウイルス対策本部クラスター対策班・北海道大学教授 西浦博 氏
厚生労働省結核感染課長 日下英司 氏
LINE株式会社 執行役員 公共政策・CSR担当 江口清貴

 

【厚生労働省新型コロナウイルス対策本部クラスター対策班・北海道大学教授 西浦博 氏 コメント】

皆さまからいただいたご回答は、クラスター対策において大変貴重なデータです。症状のある方が集積する地域を早期に把握したり、流行対策時における行動変容を評価したりするなど、流行対策に役立てたいと思います。今後、流行の変化を把握するために複数回の調査をお願いしますが、どうぞご回答よろしくお願いいたします。

 

第2回「新型コロナ対策のための全国調査」は、4月5日から6日に実施します。

このように短期間で複数回の調査協力をお願いする意図は、日々新型コロナウイルス感染者数が拡大していく中で、皆さまに状況を継続的にお聞きすることにより、その変化を把握するためです。これにより、市中で起こっている隠れた事態の進行を検知できれば、有効な対策に繋がる可能性があります。皆さまのご協力をよろしくお願いします。

 

なお、厚生労働省にてデータ解析し公表に資するデータについては、今後も随時皆さまにお知らせしていく予定です。

 

■LINEでは、新型コロナウイルスに対して様々な取り組みを行っています。
https://guide.line.me/ja/covid19/