【LINE Pay】NAVER Payとのサービス連携を開始し、 Global Alliance構想を本格始動

2019.06.17 Fintech関連サービス

韓国人訪日客年間約750万人をLINE Pay加盟店へ呼び込むため

LINEのアジア領域における強みを発揮し、加盟店拡大へ

 

LINE Pay株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:高 永受)は、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」( http://line.me/pay )において、昨年11月末開催の「LINE Fintech Conference」内で発表した『LINE Pay Global Alliance構想』のうち、韓国の「NAVER Pay」との連動を本日より先行開始いたします。

プレスリリース:”No.1インバウンド対応決済サービスを目指し LINE Pay Global Allianceを発表”:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2492

 

このたびの連携開始によって、韓国の「NAVER Pay」ユーザーが訪日した際、日本国内「LINE Pay」加盟店でQRコード決済ができるようになります。

 

企業・店舗は、本日以降、新たに「LINE Pay」加盟店申請をしていただく際に、「NAVER Pay」の加盟店申請、審査などの手続きも一緒におこなうことができるようになるほか、売上も「LINE Pay」と合算して管理することが可能になります。

 

これまで、店舗側が新たに決済サービスを導入する際は、それぞれ導入手続きを別途おこなうことが必要とされるなど、加盟店にとっては”二度手間”とも言える事務作業が発生していましたが、このたびの業務提携開始によって、国内ユーザー向けの「LINE Pay」と同時に、二番目に訪日客数が多い韓国からの観光客の呼び込みを見込んで「NAVER Pay」の導入も、一度に手間なくおこなうことが可能になります。

 

「NAVER Pay」への対応申請を完了した加盟店においては、POSレジの改修やこれまでご利用いただいていたQRコードの差替えは不要で、「LINE Pay」同様に、「NAVER Pay」ユーザー側が提示したバーコードをPOSで読み取ったり、店舗に掲示したQRコードをユーザーの「NAVER Pay」のコードリーダーで読み取ったりしてもらうことで決済可能になります。特に「LINE Pay」とオペレーションを変えることなく、韓国人客にも対応できるので、スムーズにご利用いただけます。

お申込みは、LINE Pay店舗向けホームページ(URL: https://pay.line.me/jp/intro?locale=ja_JP )よりおこなっていただけます。

 

既存加盟店においても、本日以降、「NAVER Pay」を利用可能な店舗にはアクセプタンスマークが掲示され、順次対応していく予定です。

 

「LINE Pay」は、『Global Alliance』により、インバウンド対応を強化することで、日本国内のモバイル決済をアクティブ化してまいります。

 

<提携によるユーザーメリット>

韓国の「NAVER Pay」ユーザーが訪日した際、普段自国で利用する「NAVER Pay」アプリを使って、日本国内の「LINE Pay」加盟店で、お支払いが可能になります。ユーザーは、日本旅行のために新規で決済手段を用意する必要なく、普段使っている「NAVER Pay」にチャージした残高から支払いが可能になり、旅行中も便利にお使いいただけます。

 

<提携による加盟店メリット>

韓国は、二番目に訪日観光客数が多い国で、年間で2018年は約750万人が訪れていると言われております。(出典:日本政府観光局(JNTO))「NAVER Pay」のモバイル決済利用者数は、韓国人口の58%を占める3,000万人で、決済件数は 3,800万件/月にのぼります。(提供:NAVER Corporation )日本国内の「LINE Pay」加盟店にとっては、これらの韓国人ユーザーがポテンシャルカスタマーとなり、店頭でのモバイル決済のアクティブ化につながります。これから活性化する国内モバイル決済ユーザーのみならず、インバウンド客向けサービスとしてもご利用いただけます。また、申込みや精算が一本化されるため、効率的にお使いいただけます。

 

<安心・安全なご利用について>

このたびの取り組みは、国内「LINE Pay」加盟店のQRコードを「NAVER Pay」でも読み込み可能にして、「NAVER Pay」の決済システムにつなぐ取り組みとなります。決済したユーザー情報は決済したサービスにのみ伝達され、双方のサービスで共有されることはございません。

 

■NAVER Pay

提供会社:NAVER Corporation

プラットフォーム:NAVER

ユーザー数:3,000 万人(mobile DAU)

 

「LINE Pay」は、お金の流通で生じる時間や手間、手数料など様々な摩擦をゼロにし、人とお金・サービスの距離を近づけてまいります。将来のキャッシュレス・ウォレットレス社会を見据え、モバイルフィンテックの世界をリードする存在になることを目指します。

 

【LINE Pay株式会社 概要(2019年4月時点)】

社名:LINE Pay株式会社

本社所在地:東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22階

代表者:代表取締役CEO 高 永受

資本金:13,600百万円

設立:2014年5月9日

主な事業内容:電子マネーその他の電子的価値情報及び前払式支払手段の発行、販売並びに管理、電子決済システムの提供及び資金移動業、「LINE公式アカウント」の販売・運営、「LINE家計簿」の運営、サービス開発事業、広告代理事業

 

LINE Pay株式会社では、下記の協会への加入および事業者登録を行っております。

・前払式支払手段(第三者型)発行者 (登録番号:関東財務局長00669号 / 登録日:2014年10月1日)

・資金移動業者 (登録番号:関東財務局長00036号/ 登録日:2014年10月1日)

・一般社団法人日本資金決済業協会 ( http://www.s-kessai.jp/  /入会日:2014年8月6日)

・電子決済等代行業者 (登録番号:関東財務局長(電代)第 10 号 / 登録日:2018 年 12 月 20 日)