【LINE Pay】スマホと身分証があればできる「スマホでかんたん本人確認」を開始

2019.04.24 Fintech関連サービス

2019年5月24日17:30頃追記: 開催中のキャンペーンがご好評いただき、本人確認のお申込みが大変多くなっております。「スマホでかんたん本人確認」はすでにお申込みいただいた方から優先的にご対応するため、一時的に受付を停止させていただき、見込みが立ち次第再開します。銀行口座連携もしくは郵送本人確認をご利用いただけますようお願いいたします。

2019年5月28日更新:「スマホでかんたん本人確認」の提供を再度開始いたしました。

2020年9月14日更新:「郵送本人確認」は2020年2月14日をもちまして、受付を停止しております。

 

顔認証を使ったオンライン本人確認(e-KYC)技術を実用化

銀行口座連携以外の方法を拡充し、より簡単に送金や出金機能を利用可能に

 

LINE Pay株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:高 永受)は、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」( http://line.me/pay )において、2019年5月初旬より、「LINE」内で本人確認をおこなうことが可能な「スマホでかんたん本人確認」を提供開始いたします。これによって、手元にスマートフォンと身分証さえあれば簡単に犯罪収益移転防止法に基づく本人確認ができ、個人間送金や出金機能を便利にお使いいただけるようになります。

 

「LINE Pay」では、ユーザーに対し、本人確認前の「LINE Cash」(前払式支払手段)、本人確認完了後の「LINE Money」(資金移動業)という二種類のアカウントを提供しております。本人確認が完了することで、アカウント残高のチャージ上限額が10万円から100万円に拡大したり、「LINE」の友だちへの送金、銀行口座やATMへの出金が可能になったりと、「LINE Pay」を利用できる幅が広がります。

 

これまで、「LINE Pay」のユーザーが本人確認をおこなうには、サービス内で銀行口座を連携する必要がありました。連携を行う際、ユーザーは「LINE Pay」から各金融機関のウェブサイトにページ移動し、各銀行のセキュリティポリシーに準じた情報の入力を行う必要があります。銀行口座連携による確認は、アカウント残高の入出金がスムーズにできるようになる利点はありますが、一方で、ユーザーが利用する金融機関によって本人確認に掛かる時間や手間に差が生じるなど、一貫したユーザー体験を提供することが難しいとの課題もありました。

 

このたび、2018年11月の犯罪収益移転防止法施行規則の改正により可能になった、オンラインで完結する本人確認方法(e-KYC)を実用化し、「スマホでかんたん本人確認」を開始します。ユーザーが「スマホでかんたん本人確認」をご利用するには、「LINE」アプリ内から必要情報を入力のうえ身分証の撮影データをアップロードします。続いて、指示に沿ってスマートフォンのカメラで身分証と自分の顔を撮影することで、送信された情報をもとに「LINE Pay」側で本人確認書類との照合をおこない、最短で数分ほどで確認が完了します。LINEのキャラクターの指示にしたがって操作することで、楽しくより簡単に本人確認できるようになっています。また、できるだけ多くの方に利用していただけるよう運転免許証、運転経歴証明書、日本国政府発行のパスポート、在留カード、特別永住者証明書、マイナンバーカードの幅広い身分証に対応します。これまで銀行口座連携の時間や手間がハードルになっていたユーザーにとって、より直感的かつ簡単な作業で「LINE Pay」が利便性に強みをもつ送金機能などもお使いいただけるようになります(*)

(*)ご利用可能な「LINE」のバージョンは、iPhone版9.6.5以上、Android版9.7.0以上となります。

 

また、「スマホでかんたん本人確認」の開始と同時に、郵送での本人確認方法にも対応し、本人確認方法を多様化いたします。サービス内から手続きをおこなうと、ご登録いただいた住所に簡易書留ではがきが送付され、はがきの受け取りをもって本人確認が完了となります。以降、ユーザーは①銀行口座連携、②スマホでかんたん本人確認(e-KYC)、③郵送の三種類から自分に合った本人確認方法を選択できるようになります。

 

オンライン本人確認(e-KYC)の実現にあたっては、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野 隆、以下 NEC)が提供する本人確認サービス「Digital KYC」を採用しました。「Digital KYC」は、本人確認をオンライン上で迅速かつセキュアに実現するもので、犯罪収益移転防止法改正や生体認証の標準規格「FIDO」に準拠し、本人の顔と身分証の顔画像を世界No.1の認証精度で認証する技術を提供しており、なりすまし対策もされているものとなります。

NECの「Digital KYC」について:https://jpn.nec.com/fintech/kyc/index.html

 

今後、「スマホでかんたん本人確認」サービスは、LINEの他金融サービスでも導入される予定です。将来的には、月間7,900万のLINEアクティブユーザーが、LINE上でかんたんに利用できる本人確認の機能を外部企業にも提供してまいります。安心安全に金融サービスをご利用いただくために欠かせない本人確認を、よりかんたん、効率的、かつ安全におこなうことができるようにすることで、ユーザーやサービス提供事業者の手間や負担を解消することを目指します。

 

■「スマホでかんたん本人確認」ご利用方法:

① 「LINE Pay」メインメニュー内「設定」の「本人確認」から、「オンラインで本人確認」を選択

② 必要事項を入力し、身分証のいずれか1つを選択しタップ

③ 身分証の表面と裏面の写真を撮影し、アップロード

④ 緑の枠内に顔が収まるように写し、キャラクターの指示に従う

⑤ 顔と身分証の表面を一緒に照らし合わせる

⑥ ファイルをアップロードし、申請完了

「LINE Pay」は、お金の流通で生じる時間や手間、手数料など様々な摩擦をゼロにし、人とお金・サービスの距離を近づけてまいります。将来のキャッシュレス・ウォレットレス社会を見据え、モバイルフィンテックの世界をリードする存在になることを目指します。

 

【LINE Pay株式会社 概要(2019年4月時点)】

社名:LINE Pay株式会社

本社所在地:東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22階

代表者:代表取締役CEO 高 永受

資本金:13,600百万円

設立:2014年5月9日

主な事業内容:

‐ 電子マネーその他の電子的価値情報及び前払式支払手段の発行、販売並びに管理、電子決済システムの提供及び資金移動業

‐ 「LINE@」の販売・運営

- 「LINE家計簿」の運営

‐ サービス開発事業

‐ 広告代理事業

 

LINE Pay株式会社では、下記の協会への加入および事業者登録を行っております。

・前払式支払手段(第三者型)発行者 (登録番号:関東財務局長00669号 / 登録日:2014年10月1日)

・資金移動業者 (登録番号:関東財務局長00036号/ 登録日:2014年10月1日)

・一般社団法人日本資金決済業協会 ( http://www.s-kessai.jp/ /入会日:2014年8月6日)

・電子決済等代行業者 (登録番号:関東財務局長(電代)第 10 号 / 登録日:2018 年 12 月 20 日)