長岡京市とLINE株式会社が、先進的プログラミング教育推進に関する協定を締結

2018.11.28 コーポレート

長岡京市とLINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)は、先進的プログラミング教育推進に関する協定を締結いたしましたので、お知らせいたします。

本協定に基づき、長岡京市とLINEは、2020年より小学校、中学校及び高等学校において順次必修化されるプログラミング教育に関して、先進的な教育活動を推進し、児童・生徒の能力および教職員の指導能力の向上を図るとともに、次世代に必要な資質・能力を持った人材育成を相互協力により行います。

 /stf/linecorp/ja/pr/20181128logo.png

本協定では、先進的なICT教育の環境・体制の整備を進める長岡京市と、CSR活動の一環として青少年の情報モラル、情報活用能力の育成に取り組んでいるLINEが共同で、プログラミング教育教材・カリキュラムの開発等について取り組み、2020年に向けてプログラミング教育体制のモデルを構築し、全国への拡大を目指します。

 

【取組み詳細】

◆教材・カリキュラムの共同開発

2019年4月から、学習指導要綱に合わせた教材とカリキュラムの共同開発を実施します。

◆モデル校での授業の実施

共同開発したカリキュラムに基づき、2019年度の2学期に長岡京市の小学校のモデル校で12コマの授業を行ないます。

※12コマの活用は全国初事例。他自治体では例の無い数の授業を実施し、その学習効果について検証します。

◆児童・生徒たちへのプログラミング作品などの発表の場の提供

授業を通して、児童・生徒たちが作ったものの発表会を実施します。

◆教員の育成について

プログラミング教育を牽引するリーダーを育成するため、数名の教員を集中的に支援します。

 

<「長岡京市とLINE株式会社との先進的プログラミング教育推進に関する協定」概要>

■目的

2020年4月1日より小学校、中学校及び高等学校において順次施行される予定の、学習指導要領に盛り込まれるプログラミング教育の目標(プログラミングを体験しながら論理的思考力を身に付ける)を踏まえ、2019年4月1日から長岡京市においてプログラミングに関して先進的な教育活動を推進し、児童・生徒の能力および教職員の指導能力の向上を図るとともに、次世代に必要な資質・能力を持った人材育成を相互協力により行う。

 

■連携事項

(1) 児童・生徒に対するプログラミング教育に関すること

(2) 教職員に対するプログラミング教育の指導に関すること

(3) プログラミング教育の実施結果などの分析に関すること

(4) プログラミング教育の教材開発に関すること

(5) プログラミング教育に関する情報発信に関すること

(6) その他前条の目的を達成するために必要な取り組みに関すること

 

<参考>

プログラミング教育とは・・・プログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動。2020年度から実施される新しい学習指導要領に盛り込まれ、小学校、中学校及び高等学校において順次必修化される。