インドネシア2018アジアパラ競技大会にて、LINEの社員アスリート北田千尋選手、山路竣哉選手が銀メダル獲得

2018.10.30 ALL

LINE株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛、以下「LINE」)は、インドネシア・ジャカルタで10月6日から10月13日に開催された「インドネシア2018アジアパラ競技大会」に、当社所属の北田選手が日本代表として車いすバスケットボールに出場し、銀メダルを獲得、同じく当社所属の山路選手が日本代表としてパラ陸上100mに出場して11秒29を記録し、銀メダルを獲得いたしましたのでお知らせいたします。

 

■車いすバスケットボール:中国との決勝にて日本が銀メダルを獲得

・決勝結果:日本 35:65 中国…準優勝

・北田千尋選手プロフィール /競技種目:車いすバスケットボール
先天性股関節脱臼で生まれ、両下肢機能障がいを負う。バスケの指導者になるべく進学した大学でのインターンシップ先で車椅子バスケと出会い、車椅子に乗れば「走れる」ことに魅力を感じ、競技を始める。所属チームでの主力選手として、日本選手権優勝4回、個人ではMVP3回。バスケに専念できる環境を求めて、2016年4月LINE株式会社に入社。2016年4〜8月までオーストラリアリーグに参戦し、男子リーグで準優勝、女子リーグで優勝の成績を収める。

・本人のコメント:自身2度目のアジアパラ競技会でしたが、前回と同じく、銀メダルとなりました。今年開催された世界選手権でベスト4に入った中国相手でしたが、「やれる」という自信を持って臨んだ試合でボロボロにされたこと、とても悔しく、情けなく思います。しかし、東京パラまであと1年半しかありません。今回、うまくいった部分を分析して、自分たちの確実な武器にできるよう、また頑張ります。引き続き、応援よろしくお願い致します!

 

■パラ陸上競技100m:決勝にて銀メダルを獲得

・結果:11秒29…2位(予選:11秒41…1位)

・山路竣哉選手プロフィール /競技種目:パラ陸上競技
後天的遺伝子疾患による弱視。中学の部活動で同級生と一緒にできるスポーツを探し、陸上競技を始める。着実に力をつけて2013年アジアユースパラ選手権大会に初めて日本代表として出場。100mでは11秒28、200mでは23秒11の日本記録保持者。

・本人のコメント:この度、アジアパラ陸上の100m、200mに初めて出場させていただきました。200mは予選で日本記録を更新しましたが、決勝では4位という結果に終わり、自分の未熟さを痛感したレースになりました。この悔しさを胸に挑んだ100mでは、銀メダルを獲得することはできました。もう少しで勝てそうでしたが、悔いなく終われる楽しいレースになりました!ここで満足せず、来年行われる世界選手権、2年後の東京では金メダルを皆さんに報告できるよう、努力してまいります。変わらぬ応援、よろしくお願いします!

 

【出場選手の他試合結果】

■パラ陸上競技 200m

・山路竣哉選手:決勝:23秒35…4位 /予選:23秒11…1位  

■パラ陸上競技100m

・金涌貴子選手:20秒51…1位 (エントリー2名)
プロフィール:1997年、事故による外傷で車椅子生活となる。2014年から車椅子陸上競技(クラスT34)を始め、頭角を現し、2015年に400mにて1分17秒88のアジア新記録(当時)を樹立。2016年1月競技活動に専念できる環境を求め、LINE株式会社に入社。2016年7月、800mで2分37秒86のアジア記録を樹立。

■パラバトミントン

・藤原大輔選手:シングルス…ベスト8
プロフィール:生後まもなく感染症で左足を切断。小学3年からバトミントンを始め、中学、高校、バトミントン部に所属し、健常者と共にプレイ。高校2年から障がい者バトミントンの試合に出場するようになり、高校3年時には日本代表最年少で世界選手権に出場し、シングルス、ダブルの2種目で銅メダルを獲得。高校卒業後、強豪の筑波大学に進学し、学生トップ選手と共に躍進し、2015年のインドネシア大会で準優勝、世界選手権ベスト8。大学卒業後、LINE株式会社に入社し、競技活動に専念。2016年はシングルスでアイルランド大会3位、インドネシア大会3位、アジア選手権3位、コロンビア大会1位と各大会でメダルを獲得。

【LINEの社員アスリートについて】

LINEでは、現在社員アスリートとして5名が在籍しており、世界で活躍する選手たちの支援を行っています。数々の国際大会で多くの選手が出場を果たし、現在、車いすバスケットボールの北田千尋選手、ウェルチェアーラグビーの菅野元揮選手、パラバドミントンの藤原大輔選手、パラ陸上の金涌貴子選手、山路竣哉選手が在籍しております。

今回の「インドネシア2018アジアパラ競技大会」においては、出場した北田選手、山路選手、藤原選手(下記写真左より)が来社して報告会を開催いたしました。なお、報告会の様子は、LINE HR BLOGよりご覧いただけます。

引き続き、LINEでは世界に向けて挑戦するアスリートの支援をして参ります。

 

【LINE HR BLOGではアスリート関連のインタビュー掲載中】

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