[台湾]【LINE Pay】LINE BIZ+ Taiwan Limitedにおける台北富邦銀行および、聯邦銀行を引受先とした第三者割当増資実行を決議

2018.07.25 Fintech関連サービス

LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下LINE)は、本日開催の当社取締役会にて、LINE BIZ+ Taiwan Limited(本社:台北市内湖区、代表者:Jeong Woongju)が台北富邦銀行(本社:台北市大安区、President:Cheng, Yao Hui)および、聯邦銀行(本社:台北市松山区、CEO:Shiang-Chang Lee)を引受先とした第三者割当増資を行うことを決議いたしましたので、お知らせいたします。

 

LINE BIZ+ Taiwan Limitedは、LINEの子会社であるLINE Pay株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:高 永受)の100%子会社であり、スマートフォン決済サービス「LINE Pay」を台湾で展開しています。「LINE Pay」は、台湾において、ブランド認知率、利用率ともに1位*となっているほか、2018年4月以降、月間決済件数が1,000万件を超えるなど、多くのユーザーに利用いただき、順調に成長を続けております。

また、2016年12月には、中国信託商業銀行と提携しクレジット/デビットカード「中国信託LINE Payカード」の発行を開始、2017年12月には、台湾における唯一の交通系ICカードを発行するiPASS Corporationとの資本業務提携を締結するなどサービス拡充のための取り組みも積極的に推進しております。

*出典:MIC, research report published on Jan. 12th, 2018

 

このたび、台湾最大手となるEコマースサービスmomo購物網をはじめ、多くの加盟店を保有するなど台湾におけるメガバンクの1つである台北富邦銀行と、台湾で銀行プラットフォームを自社構築した唯一の実績を持ち、さらに子会社にテック企業を持つなど高いIT技術力を保有する聯邦銀行を引受先とした第三者割当増資の実行により、「LINE Pay」のさらなるサービスの拡充、ユーザー利便性の向上を図ってまいります。

 

なお、第三者割当増資は2018年秋頃に実施、各社の出資比率はそれぞれ、台北富邦銀行19.9%、聯邦銀行10%、総額約175億円となる予定です。

 

「LINE Pay」は、LINEの掲げる「CLOSING THE DISTANCE」のコーポレートミッションのもと、モバイルフィンテックの世界をリードする存在になることを目指し、「LINE」ですべてのお金のやりとりが完結するウォレットレス・キャッシュレスの世界を創出してまいります。

 

【各社概要】

■LINE株式会社

所在地:東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー23階

設立:2000年9月4日(2013年4月1日 NHN Japan株式会社より商号変更)

代表者:代表取締役社長 出澤 剛

資本金:92,728百万円(2018年3月末時点)

 

■LINE BIZ+ Taiwan Limited

所在地:10F., No. 610, Rui-Guang Road, Neihu District, Taipei City 114, Taiwan

設立:2015年3月3日

代表者:Jeong Woongju, Chairman

資本金:383百万台湾ドル(2018年3月末時点)

 

■台北富邦銀行

所在地:No.169, Sec. 4 Ren Ai. Road Da'an District, Taipei City 106,Taiwan

設立:1969年

代表者:Cheng, Yao Hui, President

資本金:106,518百万台湾ドル (2018年3月末時点)

 

■聯邦銀行

所在地:1&2F, No. 109, Sec. 3, Minsheng E. Rd., Songshan District, Taipei 105

設立:Mar. 29, 1989

代表者:Shiang-Chang Lee, Chairman

資本金:48,701百万台湾ドル (2018年3月末時点)