車とAIアシスタント「Clova」を連携させる「Clova Auto」を発表、車内での音声操作によるLINE送受信や無料音声通話などを実現

2018.06.28 AI関連サービス

2018年冬より販売されるトヨタの新型車から利用可能に

 

LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下LINE)は、2018年冬より発売予定のSmart Device Link(以下「SDL」)に対応したトヨタ自動車(以下トヨタ)の新型車から順次、LINEのAIアシスタント「Clova」が利用可能となることを、お知らせいたします。

/stf/linecorp/ja/pr/ClovaAutoImage.jpg

LINEはAIアシスタント「Clova」を通じ、家の中と車の中といったユーザーの生活をシームレスにサポートしていくことを目指し、トヨタと昨年のLINE CONFERENCEで「Clova」とトヨタが推進する「SDL」を活用したサービスの協業検討を発表し、東京モーターショー2017ではデモンストレーションを実施してきました。

 

今回新たに発表しました「Clova Auto」は、車載器と「Clova」を連携し、「Clova」が車の空間で利用できるサービスです。この「Clova Auto」によってドライブ中にも日常でしていることを安全にできるようにします。

運転中に「Clova」が利用可能となることで、例えば、ドライブをしながら家の電気を消す、目的地の天気を調べる、LINEメッセージの受送信、LINEの無料音声通話、LINE MUSICで音楽を聴くといったことが、音声によって、クルマを停止しスマートフォンを見ることなく実現可能となります。また、車載ディスプレイ、ハンドルの音声認識ボタンとも連携することで、さらにドライブに集中して操作ができるようになります。

「Clova Auto」はトヨタから開始する予定で、2018年冬よりトヨタから発売予定の新型車で、対応した車載器を選択された方が「Clova」を利用可能となります。

 

今後、この「Clova Auto」を通じ、ユーザーの皆様のドライブをシンプルにし、楽しむことができるように、車にフォーカスした様々な機能、サービスを実現し、サポートしてまいります。

 

また、LINEはトヨタの車に対してクルマに乗り込む前、乗り込んだ後の双方をサポートしてまいります。

6月26日に発売しました、新型クラウン、新型カローラスポーツそして、プリウスPHVで採用された「LINEマイカーアカウント」を利用することにより、クルマに乗り込む前からもLINEを介してクルマと会話し、ナビの目的地設定、ガソリンの残量確認等も可能となります。