[タイ]【LINE Pay】No.1通信キャリア「AIS」と資本提携

2018.04.27 Fintech関連サービス

子会社のモバイルウォレット「mPay」と「rabbit LINE Pay」の両サービスが連携
交通に加え通信でも提携し、生活インフラ上での展開強化
 
LINE Pay株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:高 永受)は、タイで、公共交通システムおよびオフライン店舗の電子決済用スマートカード「Rabbit」を提供するBSS Holdings Co., Ltd.との資本提携の下、モバイル送金・決済サービス「Rabbit LINE Pay」を展開している、Rabbit-LINE Pay Co., Ltd.(本社:タイ、代表取締役CEO:高 永受・Lap Shun Nelson Leung)において、新たに、タイ最大の通信事業者であるAdvanced Info Service Public Co., Ltd.(本社:タイ、代表取締役CEO:Somchai Lertsutiwong、以下AIS)と、その子会社である「Advanced mPay」を通じて、資本提携を締結することとなりましたので、お知らせいたします。
 
「AIS」は、タイ最大の通信キャリアで、国内通信市場の約半数を占める4,000万人以上が使用しており、全国に専門店15,000店舗を展開、20万社以上で取り扱われています。子会社である「Advanced mPay」は、同社の運営するモバイルウォレットアプリで、「AIS」のプリペイド残高をチャージできるほか、通信料金以外にも様々な決済が可能なサービスを展開しています。このたび、同社との資本提携が決定いたしました。
 
今回の提携により、可能になることは以下4つとなっております。
 
1. 「AIS」のオフラインチャネルでのチャージ(「mPayステーション」、「AIS」店舗、「Telewiz」店舗)
2. 「AIS」の通信料金請求書の「Rabbit LINE Pay」での支払い(ポストペイド)
3. 「LINE」上での「mPay」利用
4. 「My AIS」アプリ上での「LINE Pay」利用
 
タイ国内において、「LINE」はスマートフォンユーザーの95%に利用されており、オンラインでのコミュニケーションインフラとなっております。パートナーである「Rabbit」は、計850万枚が流通している交通系非接触カードで、最大の決済手段として、メトロ、BRT(バス高速輸送システム)、ボートに加え、今後は路線バスでも利用可能になるほか、5,000店舗以上の流通でも利用可能となっており、オフラインでの小額決済に強みをもっています。2018年6月からは、BTS各駅で「Rabbit LINE Pay」の残高チャージも可能になる予定です。この2社の提携によって設立された「Rabbit LINE Pay」に、通信最大の「AIS」が参画することで、タイ国内の交通、通信といった生活インフラ上での展開が強化され、ユーザーの利便性が向上するとともに、新たなユーザーにご利用いただけることが期待できます。
 
Rabbit LINE Payは、安全で便利なサービスをタイのみなさまに提供するため、新たな機能の開発とサービスの改善に継続して取り組んでまいります。また、お客さまの利便性向上のため今後も加盟店を拡大し、魅力的なキャンペーンを多数展開してまいります。