LINE Creators Market、サービス公開3年で登録クリエイター数は約72万人、売上上位10名の平均販売額は5億円を突破

2017.05.15 LINE

今夏を目処にスマートフォンのみでスタンプの制作・申請・販売ができる専用アプリも公開予定

 

LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)は、ユーザーがLINEスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」https://creator.line.me において、2017年5月8日にサービス公開(クリエイターが制作したスタンプの販売・購入を開始)から3周年を迎えたことを受け、サービス公開後3年間の利用・販売実績を公開いたしましたのでお知らせいたします。

 

「LINE Creators Market」は、世界中のLINEユーザーがLINEスタンプ/着せかえを制作・販売することができるプラットフォームです。クリエイターが制作したスタンプ/着せかえはLINEによる審査を通過後、「LINE STORE」https://store.line.me とLINE内「スタンプショップ」にて販売・購入することができ、スタンプ販売額よりApp Store/Google Playなどの手数料(30%)を除いたうちの約50%*1がクリエイターに分配されます。

*1:分配された金額から源泉所得税を差し引いた金額を受け取ることができます。なお、クリエイター及び購入者の国により適用される税率が異なります。

 

2014年5月より審査済みスタンプの販売を開始後、クリエイターがより自由にスタンプ制作・販売を楽しんでいただくことを目的として、2015年12月にスタンプの販売価格を5つの価格(120円/240円/360円/480円/600円)から選択できる「価格変更機能」、2016年6月に最大4秒のアニメーションで構成される「動くスタンプ(アニメーションスタンプ)」の販売を開始したほか、2016年10月には写真を用いたスタンプの販売の解禁、ならびにスタンプの販売個数を1セット最低8個から可能にする「審査基準の改訂」を行うなど、様々な取り組みを推進してまいりました。また、スタンプ制作を通して誕生したクリエイターの活躍の幅をさらに拡大すべく、2015年5月にはトップクリエイターのスタンプ作品の商品化支援・ライツマネジメントを行う「LINE Creators Management」を開始し、これまで約20名のクリエイターのサポートを行ってまいりました。

 

これらの取り組みにより、2017年5月8日までの3年間で登録クリエイター数は世界230ヶ国約72万人、販売中のスタンプ・着せかえ数は合計40万セットを突破いたしました。

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さらに、「LINE Creators Market」における3年間の販売総額は479億円*2を超え、売上上位10名のクリエイターの平均販売額(累計)は5億3,000万円を記録いたしました。スタンプキャラクターのグッズ化・書籍化、企業とのコラボレーションの事例も数多く生まれ、スタンプを基軸としたクリエイターの創作プラットフォームへと成長しています。

*2:販売総額はスタンプ/着せかえのダウンロード数を金額に換算して集計しており、実際の販売額とは差異があります。また、今回の公表数値はコイン単価の算定方法や当社ポリシーによる会計処理により財務諸表の数値とは異なる可能性があります。

/stf/linecorp/ja/pr/LCM_sales_JP.pngなお、「LINE Creators Market」では、今後、これまで以上に多くのユーザーに、より自由に、より簡単にスタンプ制作を楽しんでいただくため、2017年夏頃を目処に、スマートフォンのみでスタンプの制作・販売ができる専用アプリの公開を予定しています。本アプリを通じ、ユーザーは、専用のイラスト作成ソフトや、パソコン・ペンタブレット等のデジタル機器を使用することなく、クリエイター登録から、写真撮影・トリミング・ペイントはもちろん、審査申請・販売開始まで行うことが可能となります(サービスの詳細については、アプリ公開時に改めてご案内させていただきます)。

 

LINEでは、「LINE Creators Market」を通じて、クリエイター活動におけるエコシステムの構築を目指していくとともに、スマートフォンにおけるコミュニケーションインフラとして、グローバルでのプラットフォーム展開を引き続き推進してまいります。