【LINE】インドネシア最大手・Mandiri銀行と協業しモバイル決済取引サービス「LINE Pay e-cash」展開

2016.11.09 コーポレート

LINE株式会社は、子会社であるPT LINE PLUS INDONESIA(所在地:インドネシア共和国・ジャカルタ市、代表者:Ongki Kurniawan)を通じ、インドネシア銀行最大手のMandiri銀行との協業によるモバイル決済取引サービス「LINE Pay e-cash」の展開について2016年11月7日に発表したことを、お知らせいたします。

LINE Pay e-cash https://line.me/id/pay(インドネシア語)

 

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Mandiri銀行は、法人向け、個人事業主向け、個人向け、証券など様々な金融サービスを展開するインドネシア最大の銀行です。Mandiri銀行が展開している独自電子マネー「Mandiri e-cash」は、2016年9月時点で、オンラインにおいて110以上、オフラインにおいて50,000以上の店舗が対応しており、利用者数170万人(前年比297%増)、取扱高5,896億ルピア(2016年1月~9月、前年比200%増)と大きく成長しています。

 

この度、両社の協業により、更に簡単にご利用いただける電子取引ソリューション「LINE Pay e-cash」の提供を開始いたしました。「LINE Pay e-cash」を利用すると、電話クレジットの購入、電気代の支払い、他のユーザーへの送金、オンライン・オフラインでの買い物など、様々な銀行取引をLINEでのチャットのように手軽に行うことができます。既存の「Mandiri e-cash」ユーザーはMandiri e-cash番号をLINE Payと連携するだけでサービスを利用することができます。また、「Mandiri e-cash」をお使いでないユーザーは、LINEアプリに電話番号を登録するだけで、簡単に「LINE Pay e-cash」の利用を開始することが可能です。

 

Mandiri銀行デジタル・バンキング・テクノロジー ディレクター  Rico U. Frans氏コメント

「この協業が実現した理由として、両社のアプリがデジタルライフスタイルを好む若い世代をターゲットとしていることが挙げられます。Mandiri銀行は、『LINE Pay e-cash』を通じて、LINEユーザーに利便性とセキュリティーを提供してまいります。また、この取り組みはMandiri銀行の企業戦略である「ユーザーに支持されているパートナーとの協業を通じて、電子バンキングセグメントを強化する」ことにも通じています。銀行サービスを利用していない若者をターゲットとして、ファイナンスの裾野を広げ、キャッシュレスの動きを全国に拡大していけることを期待しています。」

 

PT LINE PLUS INDONESIA マネージングディレクター Ongki Kurniawan コメント

「この度、『LINE Pay e-cash』を通じてBank Mandiri銀行と革新的な協業が実現したことを大変嬉しく思います。これは、LINE全体を通して東南アジアの国営銀行との初の提携となります。インドネシアのLINEユーザーの皆様にこの新しいサービスをご提供できることを喜ばしく思います。インドネシアはLINEが注力している国の一つであり、LINEは常にインドネシアのユーザーニーズに適したイノベーションやサービスを提供できるよう尽力して参りました。『LINE Pay e-cash』は金融テクノロジーを活かしたキャッシュレス社会の実現に貢献し、銀行サービスを利用したことがないユーザーが銀行取引を行いやすくします。『LINE Pay e-cash』は、最も簡単に銀行口座を開設できる方法であり、LINEアプリをダウンロードして電話番号を登録するだけで、日々の様々な銀行取引を簡単に行うことができます。」

 

■Mandiri銀行について

法人向け、個人事業主向け、個人向け、証券など様々な金融サービスを展開するインドネシアの銀行最大手。中核事業を支援する目的で以下の子会社を運営しています。Mandiri Sekuritas(資本市場サービス)、Bank Syariah Mandiri (イスラム金融)、Bank Mandiri TASPEN Pos / Steady(SMEs)、AXA-Mandiri Financial Services (生命保険)、Mandiri Tunas Finance (金融サービス)、Mandiri International Remmitance(海外送金)、Mandiri Europe(証券・金融機関)、 Mandiri Capital Indonesia(ベンチャーキャピタル資金調達)

2016年9月時点で、Bank Mandiriはインドネシア全土に2,505店舗、海外に7つの拠点を有しています。ATM Bersama、ATM Prima、Visa/Plusに接続されているATM17,461台、269,300以上のElectronic Data Capture (EDC)と、インターネットバンキング、Mobile Mandiri、SMSバンキング、コールセンター等の電子ネットワーク、コールセンター14,000拠点も保有しています。