【LINE Pay】クレジット業界の国際的なデータセキュリティ基準「PCI DSS」において最高レベル認証「レベル1」を取得

2015.10.22 ALL

LINE Pay株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:舛田 淳)は、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」http://line.me/pay において、クレジット業界の国際データセキュリティ基準「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standards)」における最高レベル認証「レベル1」を取得いたしましたので、お知らせいたします。

 

「LINE Pay」は、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができるモバイル送金・決済サービスです。2014年12月16日のソフトローンチ以降、モバイル時代の新たな決済インフラを目指し、ユーザーがより安心して便利に利用できる環境整備のために、各種キャンペーンや外部企業との連携、大型ECサイト・アプリの加盟店追加など、様々な取り組みを通じて事業の拡大を推進しています。

 

PCI DSSは、グローバル決済ブランド5社*1からなるPCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council)によって運用・管理され、クレジットカードのアカウント情報保護を目的に、セキュリティの強化のための包括的な要件を規定した、クレジットカード業界のセキュリティ基準です。

*1:American Express、Discover Financial Services、JCB International、MasterCard、VISA Inc.(五十音順)

 

PCI DSSは、6つの領域(安全なネットワークとシステム構築および維持・カード会員データの保護・脆弱性管理プログラムの維持・強力なアクセスコントロールシステムの導入・定期的なネットワークモニタリング及びテスト・情報セキュリティポリシーの維持)を対象とした12の要件から構成され、最高レベルとなる「レベル1」認証を取得するにはQSA (Qualified Security Assessor:認証セキュリティ評価機関)の実地審査と定期的なネットワークスキャンを通じて当該セキュリティ要求事項をすべて満たす必要があります。

 

このたびLINE Payは、QSAの厳格な審査を通じてシステムや運用体制に関する遵守要件をクリアしたことで、PCI DSSの最新版(ver3.0)において、「レベル1」の認証を取得いたしました。これは、LINE Payがグローバル決済ブランドの認める環境の下で、利用者のすべてのカード情報と重要な情報を安全に保護できるセキュリティ環境を構築し、施行していることを意味します。

 

LINE Payでは、今後も、ユーザーが安心して便利に利用できる次世代のインフラを目指し、今後もサービスおよびユーザーサポート面での安全性の向上を図ってまいります。

 

 

【LINE Pay株式会社 概要】

社名:LINE Pay株式会社

設立:2014年5月9日

資本金:1億5000万円

代表取締役社長:舛田 淳(LINE株式会社 取締役 CSMO)

主な事業内容:電子マネーその他の電子的価値情報及び前払式支払手段の発行、

販売並びに管理、電子決済システムの提供及び資金移動業

 

LINE Pay株式会社では、本事業の運営開始に伴い、下記の協会への加入および事業者登録を行っております。

・第三者型発行者 (登録番号:関東財務局長00669号 / 登録日:2014年10月1日)

・資金移動業者 (登録番号:関東財務局長00036号 / 登録日:2014年10月1日)

・一般社団法人日本資金決済業協会 ( http:www.s-kessai.jp / 入会日:2014年8月6日)