当社は2021年3月23日に、「LINE社としての今後の方針」として、日本のユーザーの皆様に安心いただくための取り組みを行うことを発表しております。
その取り組みの一環として、LINEが取り扱う日本ユーザーのデータのうち、韓国に保管されているものを段階的に日本国内へ移転しており、本ページはその移転対象データ、およびデータ移転の状況について分かりやすく情報公開することを目的としています。
※ 本ページは、2021年6月よりLINE株式会社のデータ移転に関する情報を伝えてまいりました。2023年10月のグループ内再編を踏まえ、LINEヤフー株式会社として、引き続き対応してまいります。
LINEが取り扱う日本ユーザーのデータの国内移転スケジュールについてお知らせいたします。
これらの移転スケジュールは現時点での予定であり、ユーザーの皆さまに安全かつ安定的にサービス提供することを最優先とし、サービス提供に係る影響等を考慮した上で、各データの移転スケジュールが変更される可能性がございます。
データの移転状況や移転スケジュールについては、以下を適宜アップデートしてまいります。
移転するデータの内容を説明いたします。
・トーク:送信した画像・動画・ファイルデータ。移転後はデータを暗号化して保存しています。
・アルバム:アルバム内の画像データ
・Keep:Keep内のテキスト・画像・動画・ファイルデータ※
・ユーザーが通報したデータ:トーク、タイムラインを始めとする各種サービスでユーザーから通報を受けたコンテンツ
※「ファイルデータ」とは、Word、Excel、PDF、音声ファイルなどのファイルデータを指します。
スケジュール検討中のものを含め、その他のデータ移転スケジュールにつきましては、「データの国内移転スケジュール」よりご覧いただけます。
日本のデータセンターにて保管されています。また、トークテキストの内容については暗号化を行っており、データベースへアクセスするだけではデータの中身を確認することはできません。これらについては、LINEが開発した「Letter Sealing」というエンドツーエンド暗号化プロトコルを用いて暗号化されています。「Letter Sealing」によって暗号化されたテキストは、当社のサーバー管理者であっても閲覧することはできません。「Letter Sealing」はデフォルトの設定でオンとなっており、ユーザーが明示的にオフにしない限り有効です。
Letter Sealingの適用条件や暗号化の詳細に関しては「LINE 暗号化状況レポート」をご覧ください。
日本のデータセンターにて保管されています。LINEアプリ上の名前・電話番号・メールアドレス・LINE IDは、日本国内のサーバーで日本の法規法令に基づく当社のデータガバナンス基準に準拠して適切に取り扱っています。
移転対象データの性質やデータ容量、データの移転方法を踏まえて移転開始時期や移転期間を設定しています。また、3月23日にデータの国内移転方針について発表する以前より国内移転準備を行っていた一部サービスのデータについては既に移転を完了したものもあります。
LINEにおける個人情報の取り扱いに関連する対応についてはプレスリリースをご参照ください。