自治体における「子育てAIチャットボット」の普及に向けたオープンデータ化についての「報告書」の英語版を公開

LINEが参画している子育てオープンデータ協議会は、自治体におけるAI チャットボットの導入促進と、それに伴うFAQ データのオープンデータ化の推進の双方が実現されることを目的として、国内の子育てAIチャットボット展開状況とともに、その開発・運用を担う事業者の意見も踏まえ、かつチャットボットならではの有用性についてなども議論し、AIチャットボットを自治体が利用する際のFAQデータセットのフォーマットなどをまとめた「子育てAIチャットボットの利活用促進に向けた検討 2020年報告書*」を取りまとめています。あわせて、渋谷区のFAQを基に、どの自治体でも活用できるようにしたFAQデータセットも公開しています。

*詳細はこちらをご覧ください
https://linecorp.com/ja/csr/newslist/ja/2020/260

2020年4月に発表した本報告書は、チャットボット導入の参考にしたいといった反響を多くいただきました。子育て支援は全世界で共通の課題でもあるため、より多くの方にご覧いただけるよう、このたび英語版を作成しました。

また、オープンデータ化したFAQデータセットについては、国内外での利用を想定し、利用の際の混乱を緩和するために、著作権の表記について記載を加えました。

自治体をはじめNPO、NGOなど、関係機関において広くご利用いただきたいと考えております。

 

■報告書(英語版)ダウンロード(全34ページ)
https://d.linescdn.net/stf/linecorp/ja/csr/The_2020_Reporton_Introducing_Childcare_AI_Chatbots_to_Public_Service.pdf

■報告書(日本語版) ダウンロード(全32ページ)
https://d.line-scdn.net/stf/linecorp/ja/csr/200423report_.pdf

■FAQデータセット ダウンロード
https://d.line-scdn.net/stf/linecorp/ja/csr/dataset_.zip

 

【子育てオープンデータ協議会】

自治体におけるAIチャットボットの導入促進と、それに伴うFAQデータのオープンデータ化の推進の双方が実施されることを目的に、AIチャットボットを導入している自治体、AIチャットボットを提供している事業者、オープンデータに関する有識者により、2019年に立ち上げられました。

協議会の構成(2020年4月時点)

・自治体
  東京都渋谷区
  熊本県

・AIチャットボット提供事業者
  LINE株式会社
  株式会社ALBERT
  株式会社アスコエパートナーズ

・有識者
  越塚登(東京大学大学院情報学環 教授)
  庄司昌彦(武蔵大学社会学部 教授)

・オブザーバー
  内閣官房IT総合戦略室
  内閣官房日本経済再生総合事務局
  総務省情報流通行政局地域通信振興課地方情報化推進室

・事務局
  LINE株式会社

 

本件に関するお問い合わせ先
https://linecorp.com/ja/company/inquiry