沖縄県にて全国初となる観光客を対象としたLINEコロナお知らせシステム「RICCA」を導入

 今月末より「RICCA」にて登録店舗で使用可能なクーポンが発行できる機能も追加予定

 

LINE株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)は、沖縄県のLINE公式アカウント「沖縄県-新型コロナ対策パーソナルサポート」を活用し、観光客に向けて、QRコード登録をもとに濃厚接触など感染リスクが疑われる方へLINEメッセージにて通知を行う、沖縄県版LINEコロナお知らせシステム「RICCA(りっか)」を本日より導入いたしましたのでお知らせいたします。

 

LINEはこれまでに、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全国の自治体へ協力し、各都道府県専用のLINE公式アカウント「パーソナルサポート」を開設してきています。これは各地域住民の方々を対象に、LINEアカウントを通じてアンケートを実施し、その回答をもとに一人ひとりの健康状態にあわせた情報提供と、感染状況などの実態把握、有効な対策の検討を実施するものです。本取り組みは神奈川県をはじめとし、現在では全国30の自治体にて活用いただいており、沖縄県でも7月21日より開始されています。

さらにこのアカウントを活用し、店舗等利用者が訪れた場所ごとに、掲出されたQRコードをスマートフォンで読み込むことで登録し、当該場所でクラスターが発生した場合など感染者情報に基づき、同アカウントを通じ利用者に迅速に情報提供する「LINEコロナお知らせシステム」も5月より順次開始され、現在では全国の15自治体にて導入されています。(いずれも2020年10月16日時点)

 

そしてこのたび沖縄県では、全国で初めて地域住民のみならず、観光客へも対象を広げ「RICCA」(Real-time Interactive CORONA Catch Application)として「沖縄県-新型コロナ対策パーソナルサポート」アカウントの機能を拡張いたしました。具体的には、観光やビジネスを目的に沖縄県に来県された方に対し、本アカウントを友だち追加いただき、飲食店・お土産店、観光施設等に訪問する際に、掲載されているポスターや掲示物にてQRコードを読み込み、行動履歴を県のシステムにて自動記録する仕組みです。また、登録いただいた利用者に後日陽性判定が確認された場合は、アカウント内にて陽性報告を実施いただき、それを保健所で照合し、正しい場合には同日・同場所にいた方に対して通知を行う機能も搭載しています。
さらに、10月末より本アカウントを通じ、登録店舗で使用可能なクーポンを発行できる機能の追加も予定しています。
*本システムはソーシャルデータバンク株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:伊藤俊輝)の「Liny(リニー)」を活用しています。

 

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RICCA」活用イメージ 

 

今月より政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対象に東京発着旅行が追加され、さらなる観光事業の回復が期待されています。そのような中、感染対策をしながら安心して旅行を楽しんでいただくことが、より重要となってきます。

LINEでは引き続き、新型コロナウイルス感染における、より正確な情報提供や実態把握を行い、事態収束に繋げられるよう、行政における取り組みを支援してまいります。