LINEみらい財団、学研ホールディングスと新型コロナウイルスに伴う休校中の学習に関する協定を締結

「LINE」を活用した学習システムの提供を開始

OCRを活用した自動採点システムも開発予定

 

LINE株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)は、CSR活動の一環として取り組んできた一連の教育活動における知見やノウハウをより広域的・永続的な活動とするため、一般財団法人LINEみらい財団(所在地:東京都新宿区、代表理事:奥出直人、江口清貴)を2019年12月に設立し、LINEが取り組んできた情報モラルやプログラミング教育の充実に向けた活動等に取り組んでいます。

 

このたび、一般財団法人LINEみらい財団は、株式会社学研ホールディングス(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:宮原博昭)と、「教育現場におけるICTの活用に向けた教材開発及び推進を共同して行うことに関する協定」を締結しましたので、お知らせいたします。

 

本協定に基づいて、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で臨時休校となり授業を受けられない全国の小学生、中学生、高校生、およびその保護者を対象に、「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」LINE公式アカウントを新たに開設し、学習システムの提供を開始しました。

 

※「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」LINE公式アカウントは以下のURLもしくはQRコードから友だち追加可能です。

https://lin.ee/h1LuTme

 

 

さらに今後は、LINE BRAINのOCR技術を活用したAI採点システム(仮称)を開発していく予定です。AI採点システム(仮称)を導入することで、学研の教材に手書きで記入して写真を撮り、「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」LINE公式アカウントに送ると自動で採点されるような仕組みを実現できるようになります。

 

また、それ以外のLINE関連のサービスや技術を活用した施策も随時検討していきます。

 

■「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」LINE公式アカウント 概要

小学生、中学生、高校生、保護者向けに、以下のようなコンテンツを提供しております。

※2020年4月16日時点

 

▽小学生向け

「やさしくまるごと」シリーズの授業動画(国語、算数、理科、社会、英語)

「学研 まんがでよくわかる」シリーズ(ひみつシリーズ)などの電子書籍

 

▽中学生向け

「ひとつひとつわかりやすく」シリーズの授業動画(英語、数学、理科、社会)

「学研まんが NEW日本の歴史」シリーズなどの電子書籍

 

また、以下のコンテンツを今後追加していく予定です。(4月下旬~5月上旬公開予定)

 

▽小学生向け

音できくドリル「おとらんど」シリーズの問題音声(小学1年こくご、さんすう)

 

▽高校生向け

「大学入試ランク順」シリーズの一問一答(英語系、理科系、社会科系)

 

なお、上記以外にも、コンテンツ・サービスは随時追加していく予定です。

※追加予定のコンテンツの内容は、事情により変更される場合があります。ご了承ください。

 

■「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」とは

学研グループが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の一斉臨時休校を受け、子どもたちの家庭学習への不安解消と学力維持に貢献するコンテンツ・サービスを提供するプロジェクトです。

https://www.gakken.co.jp/homestudy-support/

 

■LINE BRAINとは

LINEの法人向けAI事業です。自然言語処理、文字認識、画像認識、動画解析、音声合成、音声認識など、これまでLINEが自社サービス開発向けに培ってきた世界トップレベルのAI技術を、外部企業等に向け提供しています。

https://www.linebrain.ai/

 

■LINE BRAIN OCRとは

国際会議ICDARで、世界No.1の認識精度を獲得※しており、斜めになった文字、歪んだ文字でも高い認識精度を誇ります。

※2019年3月29日時点

 

LINEでは、新型コロナウイルスに対して様々な取り組みを行っています。

https://guide.line.me/ja/covid19/