2019年度CRIS委託研究について

国立情報学研究所とLINE株式会社にて共同で設置した共同研究部門「ロバストインテリジェンス・ソーシャルテクノロジー研究センター(Center for Robust Intelligence and Social Technology, 略称CRIS)」は、4月11日から6月24日の期間で、社会課題解決のための強靱な知識基盤の研究のため、委託研究の公募を行い、23件の応募をいただきました。厳正、公平な審査の結果、以下の8件を採択しました。なお、応募いただいた方には8月にご通知申し上げました。

 

<申請者氏名/所属機関・部局・職名/研究テーマ>

山名 早人    早稲田大学・基幹理工学部・教授
         スマートフォンを対象とした耐模倣性を実現するパッシブ認証技術

田中 雄一    東京農工大学・大学院工学研究院・准教授
         エクストリーム信号処理の創生

入野 俊夫    和歌山大学・システム工学部・教授
         聴覚特性推定に基づく模擬難聴を用いた明瞭音声特徴の抽出

黄 緒平     産業技術大学院大学・産業技術研究科・助教
         IoTヘルスケア生体時系列データの秘匿解析における疲労検出及び疾患予測手法に関する研究

赤木 正人    北陸先端科学技術大学院大学・先端科学技術研究科・教授
         非並行型学習法にもとづいた多言語間多話者対多話者音声変換システムの検討

サクティ・サクリアニ 奈良先端科学技術大学院大学・先端科学技術研究科・特任准教授
           音声画像情報を用いた高齢者の行動認識のためMulti-modal Speech Chainの研究

松井 知子    統計数理研究所・モデリング研究系・教授
         統計数理に基づくデータ表現学習

吉永 直樹    東京大学・生産技術研究所・准教授
         高齢者のヘルスケアモニタリングを目的とした雑談対話システムの社会実装