埼玉県戸田市内全ての公立小・中学校でLINEが開発した情報モラル教育教材を活用したワークショップ授業を実施

LINE株式会社は、2018年6月21日に、埼玉県戸田市教育委員会と教育分野での連携協定を締結いたしました。

両者が教育分野で緊密な協力関係を築くことにより、すべての子どもが安心して学べる環境づくりや、よりよい教育環境を実現することを目的とし、主に、情報モラルや情報活用などに関する事柄について連携していく予定です。

本連携の一環で、6月~7月にかけ、市の教員が、市内全ての公立小・中学校で児童・生徒約8,500人を対象にLINEが開発した情報モラル教育教材を活用したワークショップ授業を実施しました。

戸田市ではこれまでも情報モラル教育に取り組んでいましたが、児童・生徒が、インターネット・スマートフォン・SNSなどを日常生活の中で使用していることを前提にした、児童生徒の感覚や経験に寄り添った指導を行う難しさを抱えていました。そのような中、LINEの情報モラル教育教材は、コミュニケーションの本質を考えることができる点、情報技術を日常生活の中で上手に活用していく観点で制作されている点などが評価をうけ、授業に導入されることとなりました。

戸田南小学校(7月20日実施)

 

【戸田市教育委員会コメント】

普段の学級の雰囲気をよく把握している担任教諭が授業を行ったこともあり、児童の間で積極的な対話により学びが深められていました。日常生活に則した場面を題材としたワークショップ授業は、児童が自由に過ごす時間が増える夏休みを前に、自らのコミュニケーションについて見つめ直すよい機会となりました。

 

今後は、戸田市の公立学校が授業で活用しているタブレットを用いて、ICT活用も含めた視点での情報モラル教育教材の企画・開発や授業実践等の検討を進めていくほか、情報活用能力育成に向けた様々な取り組みを行っていきたいと考えています。

 

LINEは、青少年の皆さまに安心・安全にインターネットおよびスマートフォンをご利用いただけるよう、引き続き地域と緊密に連携しながら情報モラル・情報リテラシーの啓発活動に力を入れてまいります。

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