大津市と協力して「LINE」を利用した「いじめ相談窓口」を開設

LINE株式会社は、2017年8月7日に滋賀県大津市と締結した「LINEを利用した子どものいじめ防止対策に関する連携協定」に基づき、2017年11月1日より「LINE」を利用した「いじめ相談窓口」の試験運用に取り組んでいます。

子どもたちのコミュニケーション手段が多様化し、電話よりもSNS、特に「LINE」が多く利用されています。こうしたなかで、相談窓口として「LINE」を利用することにより、より気軽に、簡単に、小さな悩みでも相談を受け付けられる環境を提供するとともに、今後のいじめ防止対策や相談事業の研究を進めるべく、協定を締結し、「LINE」を利用したいじめ防止対策に取り組むことになりました。

今回の取り組みでは、2017年11月にモデル校の中学校生徒約2,500人に相談用アカウントを登録するためのQRコードを配布し、いじめや友だち関係などに関する相談への対応を開始しました。LINEのトークとして送られてくる生徒からのメッセージに、大津市が委託するカウンセラーがLINEで返信し、相談に対応します。

2017年12月から対象校を順次拡大し、現在は大津市立中学校全校の生徒約9,000人からの相談に対応しています。

試験運用の結果は、有識者、専門家等によって分析・検証を行い、今後のいじめ相談事業に役立てていきます。

LINE株式会社はこれからも、子どもたちが多く利用するコミュニケーション手段としていじめ防止対策に取り組んでいきます。

 

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