コーポレート・ガバナンスについて

LINE株式会社は、経営管理体制を整備し迅速な意思決定や適切な業務執行と共に、経営の健全化と透明性を高める経営監視システムを強化し、機能させることが極めて重要であると認識し、ステークホルダーの信頼維持のため、コーポレート・ガバナンスの充実に努めています。

体制の概要としては、経営の最高意思決定機関である取締役会に業務執行の権限・責任を集中させ、業務執行又は取締役会から独立した監査役及び監査役会に、取締役会に対する監査機能を担わせることで、適切な経営の意思決定と業務執行を実現するとともに組織的に十分牽制の効くコーポレート・ガバナンス体制の確立を目指しています。

また、当社では、日常の業務執行の機動性を確保するため執行役員制度を導入しています。

■当社の主な機関について 

・取締役会

経営上の最高意思決定機関として法令及び定款に定められた事項並びに重要な政策に関する事項を決議し、それに基づいた業務執行状況を監督します。

・監査役会

監査役監査計画にて定められた内容に基づき監査を行い、監査役会にて情報共有を図っています。監査役監査では、取締役社長との意見交換、重要な会議への出席、重要書類の閲覧、重要な財産の調査、事業部門へのヒアリング、子会社調査等を行うとともに、内部監査室、会計監査人との連携を取りながら、監査の実効性、効率性を高めています。

・経営会議

取締役社長及び指定された取締役や執行役員で構成され、取締役会決議事項及び報告事項について事前審議を行い、取締役会で決定された戦略・方針に基づき、その業務執行の進捗状況等について議論し、意思決定を行っています。

・内部監査室

取締役社長直属の組織として独立性を高めています。年間の内部監査計画に則り全部門に対して監査を実施し、監査結果については取締役社長、監査役及び関係部署に都度報告する体制となっています。