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Wataru.O
サービス企画職 / 2011年度中途入社

自分の意見ではなく、「サービスのために」
必要なことをすべてやるのがグロース企画

LINEは、ユーザーニーズに応えることをめざし、多彩なサービスを提供しています。つくりあげたサービスをより多くの人に届けるのがグロース企画の役割です。プロダクト企画だけでなくグロース企画にも幅広く携わるWataruさんに、サービスをつくりあげ、育てていく仕事について伺いました。

Wataruさんが所属する「LINE企画室」はどんなお仕事を担当するのですか?
私が所属するLINE企画室には2つの役割があります。一つは、LINEのユーザー同士のコミュニケーションを通してユーザーに良い体験、良いサービスを届けようというプロダクト企画チーム。それに対してもう一つのグロース企画チームは、LINE上のメッセージのやりとりだけではなくて、情報・コンテンツ・オンライン/オフラインサービスなどあらゆるものの価値を付加し、「こんなサービスがあったら便利だよね」と思ってもらえるものを考え、形にしていく役割があります。
多くの人に使われているLINEは、ひとつの尖った機能での訴求はあまり意味がありません。ユーザーがどんな気持ちで、どんな使い方をしているかを分析して、どんなサービスを提供したらよいかを考えています。
グロース企画とは?また、サービスを成長させるために大事なことは何でしょうか?
私はプロダクト企画とグロース企画の両方を担当していますが、どちらの企画職も、仕事の中で「自分はこの部分だけ」という考えではなく、正面からサービスに向き合うことがもっとも大切なことだと思っています。
サービス企画の仕事はサービスをつくって終りではなく、いかに浸透させていくか、いかに改善していくかが重要です。境目が難しいのですが、この部分を担うのがグロース企画と言えると思います。
プロダクトを企画する際は、ユーザー調査や分析をして「きっと使ってもらえる」と考えてサービスをつくります。リリースしてからも客観的なデータを基に、マーケティングのプロセスに従って改善していきます。あくまで主観ではなく、客観的なデータやロジックに基づいて判断します。
「サービスを成長させるために、いま何をすべきか?」と考えたとき、それは新しい機能を追加することかもしれないし、キャンペーンやCMをつくることかもしません。私の担当する「LINEバイト」では、過去に、ユーザーの多数を占める学生さん向けに、アルバイトのマンガを制作してSNSで配信し、サービスを紹介したこともあります。そのやり方はサービスやユーザー、それを取り巻く状況によって変わりますが、仕事の領域を限定しないで、サービスのために必要なことに取り組んでいくのが、グロース企画の仕事だと思います。
アイデアを出すだけではないのですね。サービス企画職に求められる役割とはなんでしょうか?
私自身、エンジニアからサービス企画という仕事にキャリアを変えて最も難しいと思ったのが、サービス企画は何が正解かわからない、答えのない世界だということです。
形がないものを進めていく過程ではいろんな意見が出ますし、エンジニアやデザイナーなどプロジェクトメンバー各々が、それぞれの考える正しいことをいいます。サービス企画担当は皆の意見を理解して咀嚼(そしゃく)し、最終的に判断することが求められますので、徹底的に考え抜くことができなければ、サービス企画職は難しいと思います。
サービス企画職はアイデアを形にしていくプロセスが難しいところで、アイデアを出すだけでなく、それをサービスとしてつくりあげること、成長させることが求められています。企画者がプロジェクトをとりまとめて、全プロセスに携わることでアイデア自体が発展しますし、達成したかった目的や届けたかったものをブレることなく実現できます。最初に思い描いた「この人に届けたい」という想いや、考え抜いたものをしっかり届けるのがサービス企画の役割だと思います。
企画者本人がリーダーになるサービス企画職。Wataruさんの考えるリーダーとは?
企画者はリーダーとしての役割を担いますが、「いわれたことをやるだけ」の仕事は誰も楽しくないと思います。プロジェクトメンバーに、仕事の目的をしっかり共有して何を目指しているかを理解してもらい、モチベーションをより高めてもらうのもリーダーの仕事と考えています。
リーダーにはいろいろなタイプがいてよいと思いますが、共通して大事なのは、常に「いま、サービスに対して何をすべきなのか」をしっかり発言できることですね。プロジェクトメンバーのなかに「あの人がいれば何とかなる」という空気をつくれる人がリーダーだと思います。
目的が「自分のために」だと意見が弱くなりがちですが、「誰かのために」だったら頑張れます。
これまでに手がけてきたなかで印象に残っている仕事や、新人と仕事をしていて思い出深い出来事などはありますか?
LINEバイトは、当初は思ったよりも利用者が伸びなかったのですが、皆で努力した甲斐あって、多くのユーザーに利用してもらえるようになりました。かなり試行錯誤したという意味で印象に残っています。
その後、軌道に乗ったことに安心したのがいけなかったのか、数字が下降した時期がありました。すぐにミーティングをして、皆で考えて対応した結果、改善しはじめたのですが、そのときに活躍してくれたのが新入社員でした。一所懸命にアイデアを出し、ミーティングの翌朝には企画書を出してもらえたので、すぐに関係部署と調整して実行しました。
LINEバイトのリリース後に入社した彼らが、立ち上げに携わった私たちと同じ熱意で取り組んでくれたのが非常に嬉しかったです。新人も含めて、チームの皆でサービスの目的を共有して動けていることを実感しました。
新卒で配属された方はいらっしゃいますか?
現在、私の所属部署には新卒社員が3人いますが、知識や経験として足りない部分をサポートしたり、不安がっているときに背中を押してあげたりするだけで、とても活躍してくれています。
サービス企画の仕事に年齢は関係なく、求められるのはいかに考え抜いているかという部分なので、新卒で入社した若手も、他の社員と同様に活躍できる環境です。
新卒社員のメンバーは良い意味でおそれ知らずで、私だったら失敗すると判断して着手しないことにも、さらっとチャレンジして結果を出してしまうこともあり、とても刺激になりますね。

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