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ENGINEER

Johan.G
技術職・開発エンジニア / 2013年度中途入社

自社で構築したクラウドでサービスを提供

私たちが提供するサービスのLINEはもちろんですが、外部開発会社と連携しながらプロジェクトを進めるLINE GAMEなどは自社のクラウドを活用しています。自社でクラウドサービスを構築、運用することによりユーザーの快適性、利便性が上がるのはもちろん、エンジニアにとってもメンテナンスが省力化され、大きなプラスになっています。

Johanさんの現在のお仕事と、どんな人と仕事をしているかを教えてください。
現在はLINE GAMEのクラウドのコアの部分、クラウドのプラットフォームを担当しています。私のチームでは、LINE GAMEのサービスのためのクラウドやプラットフォームの開発などに携わっています。LINE GAMEで遊ぶユーザーが利用する機能のほか、バックエンドでは外部の会社がLINE GAMEでゲームを提供するためのプラットフォームなども動いており、それらのサービスはすべて、自社で構築したクラウドで運用されています。
よりサービスのコアの部分に携わるクラウドの仕事においては、セキュリティやネットワークのエンジニアとのやりとりも多いです。新しいサービスを出すとき、プロダクトを買うときなど、さまざまなチームや職種の人とコミュニケーションをとっていて、何百という人と一緒に仕事をしています。
チームとしては、私のほかにサーバー構築からUI(ユーザーインターフェイス)、UX(ユーザーエクスペリエンス)までの各レイヤーを担当するメンバーがいて、総勢5人です。自分以外のメンバーは韓国人、中国人、タイ人なのですが、このチームに日本人のエンジニアが加わってくれたら嬉しいですね。
グローバルなメンバーですね。いったい何語で話しているのでしょうか?
コミュニケーションの難しさはありませんか?
コミュニケーションは主に日本語でとっています(笑)。新しく入社した韓国人は日本語も英語もできないのですが、皆が少しわかる韓国語と、翻訳botを使ってコミュニケーションをとれば問題が起こることはないですね。伝わりづらいことは、ホワイトボードに絵や図を描きながら説明するなどの工夫をしています。
みんな母国語が違うからこそ、丁寧なコミュニケーションを心がけてはいます。仕事の内容や役割分担がはっきりしているので、自分がやろうとすることさえ理解してもらえれば、スムーズに仕事が進められます。
近年、クラウドは急速に普及しています。
LINE全体にクラウドを広げたいとお聞きしましたが、そのきっかけは?
LINE GAMEのプラットフォームは、ほぼクラウドに移行していますが、LINE GAME だけでなく、これはLINE全体で増強していかなければなりません。ストレージやセキュリティにも配慮して開発する必要があり、そのためにもエンジニアが増えることを期待しています。
私がLINEに入社した頃、データベースへのアクセスには申請や権限の設定が必要で、利用できるまでに1週間かかっていました。その不便さを当時の上司に指摘したら、「じゃあ、つくってよ」と言われ、そこからプロジェクトが立ちあがり、2年ほどでデータセンターのクラウドシステムができました。
クラウド化にはいろいろな面でメリットがあります。サーバー間のリクエストが減少することで、ユーザーの快適性、利便性が上がるのはもちろん、LINEのエンジニアにとってもメンテナンスが省力化し、仕事がしやすくなります。一緒に働く人たちが喜んでくれるのは嬉しいです。
“止まらない”クラウドをつくるために必要なことは、何ですか?
クラウドを構築するのに必要なプログラミングのアルゴリズムには、特別に難しいことはありません。クラウドは「止まらない」ことが最重要課題ですので責任は重いですが、あらゆるケースを想定して、どんなことが起きても問題が起こらないようにつくるものです。そして、万が一トラブルが起きても、いかに簡単にスピーディーに復旧させるか。コストを考えて、より費用対効果の高い方法で対策するだけです。
若いエンジニア、特に学生の皆さんは、過去50年間に蓄積され、使われてきた技術をしっかり勉強するべきだと思います。新しい技術を勉強して、その構造や特徴についてよく理解することは必要ですが、「皆が使っているから」「トレンドだから」という動機で飛びつくのは良くないですね。大切なのは、新しい技術を理解して自分ので触ってみて、必要ないなら使わない、ということ。
個人的な感覚ではありますが、新しい情報のうちの90%くらいは必要ないもので、残りの10%のなかの更に一部が50年先まで使われていく可能性があるもの技術だと思っています。つまり自分なりに試作などしてみて、有効だと判断した技術や知識は、本当に必要なタイミングで使えるよう、自分のなかに保管しておけばよいのです。
仕事のおもしろさは、どこにあるのでしょうか?
新しいものをつくること、新しいことをしていると飽きることがありません。プランニングや設計も好きで……仕事が好きなんです(笑)。まったく知らなかったことに出会って、勉強して知っていくのも楽しいです。
ネットワークやハイパフォーマンスコンピューティングの分野も経験していますので、LINEで必要とされれば、その分野の仕事をすることはできます。しかし、過去の経験や知識はそのままでは使えませんから、あらためて勉強しなおすことになるでしょう。いまはクラウドの仕事をしていますが、エンジニアとして興味を持てる分野があれば、新しい分野でもチャレンジしたいです。
それでは、LINEに入ってきたい、入社したい学生さんにメッセージをお願いします。
うちに来い、です(笑)。来てください!(笑)
LINEにはいろいろな仕事とやり方があって、自分にあった働き方が見つけられると思います。私は、フレックスタイムで自由度が高いところが特に好きですが、そういうのが苦手な人、伝統的なワークスタイルがいい人にも、合う場所があるので大丈夫です。働いてみて、別のことがやってみたくなったら異動することもできるので、どんな人でも、ハッピーになれると思います。ちなみに私もハッピーです。

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