技術職の採用フローについて
このページでは、LINEの技術職採用の選考フローの概要、コーディングテストの意図やポイント、コーディングテストで採用しているRe-Challenge制度についてご紹介します。
採用フロー
技術職の選考は、オンラインで実施するコーディングテストや課題の提出、エンジニア社員による技術面接、エンジニア組織の役員による最終面接を経て内定が決まります。コーディングテストは完全オンライン、面接は原則オンラインにて実施しています。
Re-Challenge制度とは
コーディングテストにて一度不合格になってしまった場合でも、次のタームで再度コーディングテストに挑戦することができるRe-Challengeという制度を設けています。最終タームまで何度でも受験をすることができますので「就職活動の初めの腕試しに受けてみよう」、「LINEは本命でもあるけれど、まずは様子見で」など、気軽な気持ちでエントリーしてください。
※Re-Challenge制度を利用して、別タームで他の職種へ応募することも可能です。(例:第1タームはインフラエンジニアのコーディングテストを受験、第2タームでは開発エンジニアのコーディングテストを受験)
※コーディングテスト以降の技術面接・最終面接では、Re-Challenge制度は適用されません。
コーディングテストについて
応募する職種によって、コーディングテストの種類は異なります。
- 開発
- アルゴリズム問題、実装問題
120分~150分/問
- インフラ
- 実装問題、インフラ基礎問題
60分~120分/問
- セキュリティ
- アルゴリズム問題、セキュリティ基礎問題
60分~120分/問
- 機械学習
- アルゴリズム問題
60分~120分/問
- データサイエンティスト
- データサイエンティスト基礎問題
30~60分/問
- データエンジニア
- アルゴリズム問題
60分~120分/問
- データマネジメント
- オリジナルエッセイ
テーマについては各ターム毎に指定
- プライバシー
- アルゴリズム問題
60~120分/問
- AI
- アルゴリズム問題
60~120分/問
※受験期間内であれば、設問ごとに別日で受けることも可能です。ご都合のよいお時間にご受験ください。
※所要時間・テスト問題はタームによって変更になることがあります。
※評価軸はテストによって異なります。100点をとることにこだわるのではなく、誰が見てもすぐに理解できるような分かりやすさを心がけてください。コメントを入れることも有効な手段です。
※開発エンジニア(サーバーサイド領域、クライアント領域)、インフラエンジニア(クラウドプラットフォーム(Verda)領域)では、2ターム・4ターム・6タームのコーディングテストの際に、英語課題・英語面接を選択することができます。
プログラミング課題の注意点
- 1. 時間配分に気をつけよう
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テストで与えられる時間はごく僅かです。与えられた時間の中で効率よく設計とプログラミングをする必要があります。時間内で解くことが難しい問題が多いため、深追いは禁物です。完全に解き切ることが難しい問題に直面した場合の判断力も含めて技術力を見ています。時間内で、確実に動くものを作ることが重要です。リファクタリングしている間に時間切れとなり、不完全なものを提出してしまう、ということは避けましょう。
- 2. 例外処理を書こう
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提出されたプログラムは様々な観点で実行をテストされます。中には、間違った使い方での実行を確認するテストもあります。課題の内容をよく読んで、早めに例外処理を書いておくなどの工夫をしましょう。
- 3. 適切なアルゴリズムを選択しよう
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例えば、正方形のタイルを処理するプログラムが出題されたとします。テストでは、8×8の64マスから始まり、128×128、1000×1000と段々とスケールさせて実行を確認します。予想外のスケールでテストされても大丈夫なように、適切なアルゴリズムを選択し計算量を減らしましょう。10倍でも100倍でも短時間で動くような設計をすることが重要です。