【LINE】メッセージングAPIのオープン化に先駆け、先着1万名限定でBOTアカウントを自由に開発できる「BOT API Trial Account」の無償提供を開始

2016.04.07 技術情報

LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛)は、本日、LINEのメッセージングAPIのオープン化に先駆け、BOTアカウントを自由に開発できる「BOT API Trial Account」の無償提供を開始いたしましたので、お知らせいたします。

LINEでは、2016年3月24日に開催した「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」において、ユーザーがLINEを起点に企業の様々なサービスを、これまで以上に便利に、簡単に、楽しく利用できるようになる世界の実現を目指し、「LINE」のビジネスプラットフォーム化に向けた「ユーザーと企業を繋ぐオープン化戦略」を発表いたしました。その一環として、ユーザーと企業の更なるリアルタイムで親密なコミュニケーションの実現を目指し、多様なアカウント開発の促進を図るため、LINEのメッセージングAPIをオープンに提供してまいります。

 

そして本日、全世界のサードパーティデベロッパーを想定した先着1万名限定で、BOTアカウントを自由に開発できる「BOT API Trial Account」の無償提供を開始いたしました。希望者は、本日開設したLINE@やLINE Loginなどの申込・管理ができるLINEのビジネス向けポータルサイト「LINE BUSINESS CENTER」https://business.line.me から、利用登録を行い、BOTアカウントの作成・開発を行うことができます。

 

「BOT API Trial Account」では、利用者が自社および個人で開発したシステム・サービスとLINEアカウントを連携させ、API形式でメッセージの送受信が可能なBOTアカウントを作成することができます。レストラン検索やスケジュールアプリと連携し予定通知やクーポン発行を行ったり、スマート家電などのハードウェア類と連携してLINEから操作を行うといった、CRMやIoTなどの多種多様な用途・分野で、様々なアカウントが生まれ実用化されることで、ユーザーもLINE上でこれまでにないサービスや機能提供を受けることが可能になります。

※なお、「BOT API Trial Account」で開発されたアカウントは、友だち登録可能なユーザー数が50名までに上限が設定されており、不具合が発生した場合等に予告なく一時停止・終了する可能性があります。

LINEでは、今後も「Closing the distance」をミッションとして、世界中の人と人との関係性はもちろん、様々な情報やサービス、モノとの距離を縮め、心地よい関係性を創出すべく、事業展開の加速やサービス強化に向けた取り組みや体制づくりを積極的に行ってまいります。