2016.03.24 Fintech関連サービス
LINEのプラットフォームで貯めて使えるポイントサービス「LINE ポイント」も開始
LINE Pay カードのお買い物でご利用金額の2%分のポイントが貯まる
LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛)は、キャッシュレス・ウォレットレス社会の実現を目指し、1) モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」のチャージ・決済の提携先のさらなる拡大、2) オフライン店舗でも利用できるプリペイドカード「LINE Pay カード」の発行開始、3) LINEの各種サービスなどで貯めて使える「LINE ポイント」の開始を発表しましたので、お知らせいたします。
LINEは、お金の流通で生じる時間や手間、手数料など様々な摩擦をゼロにし、人とお金・サービスの距離を近くします。将来のキャッシュレス・ウォレットレス社会を見据え、モバイルフィンテックの世界をリードする存在になることを目指してまいります。
「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」で発表した内容は以下の通りです。
1)モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」のチャージ・決済の提携先のさらなる拡大
LINEの子会社であるLINE Pay株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:舛田 淳)が展開する「LINE Pay」は、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができるモバイル送金・決済サービスです。今後、国内6,800万人のLINEユーザーに提供する“スマホのおサイフサービス”として、さらに利便性を向上すべく、入金方法・決済方法の多様化、決済加盟店の拡大を進めております。
・チャージ(入金)①―銀行との提携拡大
いつでもどこでも無料でチャージ(入金)できる環境をめざし、都市銀行5行をはじめ、全国各地の地方銀行、インターネット銀行へと連携を拡大いたします。
(連携済み銀行)
みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
(今後連携される銀行)
横浜銀行(2016/4/1開始予定)、滋賀銀行、伊予銀行、百五銀行、十六銀行、
(各行の連携開始日は決定次第別途お知らせいたします)
・チャージ(入金)②―オートチャージ機能の開始
銀行口座を連携させているユーザー限定で、LINE Pay残高が一定額を下回るとユーザーが設定した額が自動的にチャージされるオートチャージ機能を2016年3月24日からスタートいたしました。
・チャージ(入金)③―ジャパンネット銀行との連携によるチャージ専用口座の開始
株式会社ジャパンネット銀行(東京都新宿区、代表取締役社長 小村 充広)と提携し、国内の主な金融機関からの銀行振込でチャージができる「チャージ専用口座」を2016年3月24日から開始いたしました。ユーザーは自身に割り当てられる専用のジャパンネット銀行口座に振込を行うことで、LINE Pay残高にチャージすることが出来ます。チャージ専用口座の支店は、新たに設置された『ラインブラウン支店』『ラインコニー支店』になります。
・決済①-新規オンライン加盟店の追加
LINE Payでいつでもどこでも決済ができる環境を目指し、オンライン・オフラインの導入加盟店の拡大を進めています。オンライン加盟店では、ファッションからデジタルコンテンツ、家電まで多様な業種・業態へと拡大しています。
(新規オンライン加盟店) ※会社名(店舗・サービス名称)
株式会社サイバーエージェント(Ameba)、株式会社ドワンゴ(niconico)、NHN comico株式会社(ハンゲーム)、上新電機株式会社(Joshinネットショッピング)、株式会社スクー(schoo)、株式会社ZITTO(いつでも書店)、ライオンズフィルム株式会社(オンラインゲーム)、株式会社ピーシーエヌ(TeAmo)、株式会社ISAO(ムービーフルplus)、株式会社メディアドゥ(コミなび)、株式会社ドゥ・ハウス(モラタメ.net)、株式会社集英社(ハピプラ FLAG SHOP)、株式会社パピレス(Renta!)(全13加盟店)
・決済②-ECサイトでの決済利用拡大を目的とした決済代行会社2社との提携
ECサイトでのインターネット決済の利用可能店舗を拡大するため、決済代行会社であるソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社、SMBC GMO PAYMENT株式会社との提携について合意いたしました。(各社との提携開始日は決定次第別途お知らせいたします)
・決済③-バーコード決済によるオフライン対応の開始
オフライン加盟店では、バーコード決済(スマートフォン画面上のLINE Payで表示されるバーコードを読み込むだけで完了する決済方法)への対応をスタートいたします。株式会社リクルートライフスタイルおよびベリトランス株式会社*1が展開する「モバイル決済 for Airレジ」*2への対応を4月より開始いたします。これにより「モバイル決済 for Airレジ」導入店舗において、LINE Payを通じたバーコード決済が可能になります。
*1:本バーコード決済の加盟店契約はベリトランス株式会社のグループ会社である株式会社イーコンテクストとの契約となります。
*2:モバイル決済 for AirレジにてLINE Payをご利用いただくには、別途お申し込みが必要となります。
2)オフライン店舗でも利用できるプリペイドカード「LINE Pay カード」の発行開始
LINE Pay株式会社は、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:浜川 一郎)との協業により、LINE Payの残高を国内・海外約3,000万店のJCB加盟店*3でのお支払いにご利用いただけるプリペイドカード「LINE Pay カード」の発行を2016年3月24日より開始いたしました。
*3:取扱店契約数(ジェーシービー社事業における各決済手段の取扱店数の合計数) 国内:約959万件 、海外:約2,006万件 (2015年9月末時点)
■LINE Pay カード公式サイト http://line.me/ja/pay/card
「LINE Pay カード」は、日々のお買い物やインターネットの各種サービスのお支払いにお使いいただけるLINEユーザーのためのお得なカードです。利用特典として、ご利用金額の2%分(100円につき2ポイント)の「LINE ポイント」(後述)が貯まります。ポイント還元率は、各種のクレジットカードやポイントカードと比べ最高水準です。貯めたポイントは、1,000ポイント以上でご自身のLINE Pay残高に電子マネーとして交換することもできます。
また、「LINE Pay カード」は、クレジットカードと異なり申込時の与信審査や年齢制限がありません。日本国内6,800万人のすべてのLINEユーザーはLINEアプリ内にあるLINE Payのホーム画面から簡単にお申込みができ(入会金・年会費無料)、4種類のカードデザインからお好きなものを選べます。さらに、LINE Payと連動し、ご利用履歴がLINEにリアルタイムに送られてくるため、お金の管理の面からも安心です。
<LINE Pay カードの概要>
・名称:LINE Pay カード
・ポイント付与条件:ショッピングご利用100円ごとに2ポイント
・決済ブランド:JCB
・カードデザイン:4種類(ブラウン、ブラック、ホワイト、カラフル)
・入会費・年会費:無料
・年齢制限:なし
・発行審査:なし
・お申込み方法:LINEアプリ内のLINE Payにて必要事項を記入しお申込み後、約1週間~10日でご自宅に郵送
・独自機能:ご利用直後にLINEアプリにプッシュ通知を送信(リアルタイムで残高管理・利用履歴の閲覧が可能)
<「ローソン」との取組み>
コンビニエンスストア「ローソン」の全国約12,000店(ナチュラルローソン、ローソンストア100を含む)の店頭で「LINE Payカード」をますます便利にご利用いただけるようになります。2016年6月(予定)より、レジで「LINE Pay カード」を提示し現金を支払うことで、LINE Pay残高へのチャージが可能になります。
<参考資料:主要カードの概要> ※キャンペーン時除く
|
LINE Pay カード |
大手通信キャリア A社 |
大手コンビニ B社 |
大手共通ポイント C社 |
大手EC D社 |
クレジットカード E社 |
種別 |
プリペイド カード |
プリペイド カード |
プリペイド 電子マネー |
ポイント カード |
クレジット カード |
クレジット カード |
ポイント還元率 |
2.0% |
0.5% |
1.0% |
1.0% |
1.0% |
1.5% |
年会費 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
\ 1,500 |
ポイントの現金化 |
可能 |
不可 |
不可 |
不可 |
不可 |
不可 |
3)LINEの各種サービスで貯めて使える「LINE ポイント」の開始
LINEは、LINEプラットフォームの中でお得に貯めて使えるポイントサービス「LINE ポイント」を2016年3月24日に開始いたしました。「LINE Pay カード」を介した日々のお買い物やインターネットの各種サービスのお支払いなどで、ポイント(100円につき2ポイント)を貯めることができます。また、2016年4月25日からは「LINEフリーコイン」がLINEポイントに統合され、LINEアプリ内のサービスでもLINEポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは、1ポイント=1円として、LINE STOREやLINE FRIENDS 公式オンラインショップでのお買い物代金としてご利用いただけるほか、1,000ポイント以上でご自身のLINE Pay残高に電子マネーとして交換することができ、LINE Pay加盟店でのショッピングへのご利用や、ユーザー間の送金、ご指定の銀行口座への出金も可能です。さらに、この夏をめどに外部企業のポイントプログラムや特典への交換開始を予定しています。
<ポイントの付与方法>
・LINE Pay カードの決済100円につき2ポイント(2016年3月24日開始)※キャンペーン時除く
・LINE内の広告視聴・利用(LINEフリーコインがLINEポイントへ統合)(2016年4月25日開始予定)
<ご利用方法>
(2016年3月24日開始)
・LINE Pay残高に電子マネーとして交換(交換単位:1,000、3,000、5,000、10,000ポイント)
・LINE FRIENDS公式オンラインショップでのお買い物代金に1ポイントからご利用可能
(2016年4月25日開始予定)
・LINEコインへの交換(スタンプ、着せかえの購入などにご利用可能)
(順次開始)
・LINE STOREなど、LINEの各種サービスでの利用に拡大
・各種提携先のポイントプログラム/特典への交換
Amazonギフト券
nanacoポイント
Pontaポイント
WAONポイント
今後も、随時LINEポイントのサービスを拡大してまいります。
LINEでは、LINEを入口に様々な情報・サービスが繋がる「スマートポータル」の中核機能の一つとしてLINE Pay・LINEポイントを位置づけ、モバイルフィンテックの世界をリードする存在として今後も引き続き様々な機能や利便性の強化を 行うことにより、キャッシュレス・ウォレットレス社会の実現を目指してまいります。
※:サービス公表時、本リリースに、”3月24日からLINEポイントがLINE STOREでの決済に使用できる”旨の記述がございましたが、事実と異なり、今後機能対応を行います。(該当表記を、4月6日時点で修正いたしました。)