【コーポレート】グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceとLINE Pay事業における戦略的提携について基本合意

2015.03.03 Fintech関連サービス

LINE Payの利便性・安全性を向上させ、グローバルでの事業展開の加速化を図る

 

LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森川亮)は、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」http://line.me/pay のグローバルでの事業展開の加速化を目的として、グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceとの戦略的提携について基本合意いたしましたので、お知らせいたします。

 

LINE Payは、キャリアやOSに左右されることなく、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができるモバイル送金・決済サービスです。2014年12月16日のソフトローンチ以降、LINE Payをより安心・安全にご利用いただくことを目的とした利用者補償制度の導入(2015年2月1日)や、利用者拡大のためのLINEスタンプ配布キャンペーン、決済システム技術のさらなる向上を目的としたウェブペイ・ホールディングス株式会社の買収発表(同年2月10日)、LINE Pay導入企業の費用面や作業面での負担軽減を目指した大手EC決済プロバイダーとの提携発表(同年2月23日)、第1弾となる大型加盟店でのLINE Pay対応の発表(同年3月2日)など、様々な取り組みを通じて利便性・安全性の向上や事業の拡大を推進しています。

 

このたびLINEでは、LINE Payのグローバルでの事業展開の加速化を目的に、グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceとLINE Pay事業における戦略的提携について基本合意いたしました。

 

LINE Payでは、サービス公開時からCyberSourceの提供する決済管理システムを導入しており、これにより世界で発行される様々なクレジットカードでのオンライン決済処理することが可能となっています。さらに、世界最大の不正取引検出レーダーを搭載した唯一の不正抑止プラットフォーム「CyberSource Decision Manager」も活用することで、不正な決済利用を素早く正確に特定することができるため、LINE Payの安全性を向上させ、決済管理業務の最適化も図ることができます。

 

両社では今後も連携を強化し、CyberSourceの提供する様々な決済管理サービスを活用することで、LINE Payの利便性と安全性のさらなる向上を図り、LINE Pay事業のグローバルでの展開を進めてまいります。

 

LINEでは、今後、パートナーシップのさらなる拡大やユーザーへの各種利用キャンペーンも積極的に実施していくことにより、LINE Pay導入加盟店および決済利用の拡大を図ってまいります。

 

【CyberSourceについて】

CyberSourceは、Visa Inc.傘下(完全子会社)の決済管理会社です。世界40万以上の企業が、オンライン決済、詐欺管理の効率化、決済セキュリティの単純化にCyberSourceおよびAuthorize.Netブランドのソリューションを採用しています。本社はカリフォルニア州フォスターシティにあり、シンガポール、東京、マイアミ、サンパウロ、英国レディングなど世界各地に地域拠点を持ちます。欧州では、Visa Europeとの合意の下事業を運営しています。

https://www.cybersource.com/ja-JP/

 

【LINE株式会社 概要】

社名:LINE株式会社  http://linecorp.com

所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目21番1号 渋谷ヒカリエ27F

設立:2000年9月4日

資本金:125億9,619万円

代表者:代表取締役社長CEO 森川 亮/代表取締役COO 出澤 剛

事業内容:インターネット関連事業・ウェブサービス事業(LINE、NAVER、livedoor)